新潟を経由して只見までのっそり下道を行く。
本日の相方の後ろを行く図。人の後ろを走ることが少ないのでこれだけで新鮮なツーリングの気分を味わう。おれに取って先頭の交代は休憩に近い、これだけで楽。
そうそう、ツーリングで後ろも前も関係ないよ、同じだよとのたまう当時免許取り立ての御仁がおったが、特に知らない道なら数段前を走るほうが気を使う事が多い。前を走ってもらい、だりーだとかねみーだとか言われると前を走ってもらう事にしてる。休憩が必要なら自分のタイミングで取ってもらいたい。それからガソリンがないからそろそろスタンドを、とか、メシどこで?とか言われるのも前を交代してもらう事にしてる。自分の事を人に委ねるのはそれだけ相手の負担が増すということ。
ところでのどかである
六日町あたりだろうか、メイン国道の一本裏手の街道を行く。
だらーっと走ってもう福島に入り
素晴らしい景色だ。ロールプレイングゲームなら、あの山の向こうに行くには飛行船だとか新たなアイテムが必要ななず。それが近所の足、カブで来られちゃうんだもんなあ。
はいお目当ての店でラーメン
極普通、しかし美味い。おれは好きだね。只見駅の近く、美好屋って店だった。結構有名な店らしく、地元の人も他のバイク乗りも来てた、通りから入ってる店なんだけどここ。
腹もふくれたし川沿いの道を気持ちいいペースで流す。
なにこれ?
炭酸水だって、サイダー飲み放題じゃん。
うむ、微妙に炭酸なんだね、天然の炭酸って微炭酸なもんなんだろうかね、良く知らんけどなにか儲かった気がした。
そこでまた情報を得る。炭酸泉ってもんが近所にあるそうな。それじゃあそこも行ってみようじゃないか。
あら立派な建物、まだ新しいのね。なにやら300円とお安い。
でびっくりした、この建物に入るといきなり階段で川の方に降るんだ。
ふむ、炭酸は特別感じられないけども、川を見下ろすロケーションとぬるめなお湯でゆっくり出来た。
よっし、本日の高級宿泊施設に向かいますかねえ
つづく
つづくはず