カブ150にはリーファン社のエンジンが載ってる
このエンジンについてるアウターローターが軽くて吹けはいいんだけど
アイドリングが高めにしないと暖まるまでアイドリングが安定しないのと
発電量が少ないのも気になるところ
そこでホンダ純正のローター周りに交換して、ちょっと楽してやろうと思う
これを
これに交換
難しいポイントはないけど、こういった専用工具が必要
このSSTをローターに取り付けて、センターのねじを締めてやるとポコっとローターが抜ける
ちなみにローターにつける側のおっきいネジの部分は逆ネジね
これが150の方から外したベースプレートからの一式
こっちが純正
外径がこのくらい違う
もうひとつ構造で違うのが、純正はピックアップが固定されてるが、リーファンの方は簡単に点火時期が変えられるように調整式になってる
話は逸れるが、純正の点火時期を変更したい場合、CDI自体を交換するのが一般的になってる
それを調整したいとなるとクランクの切り欠きを加工するとか外すとかでローターの位置をずらしてやることになる
で、ここからがめんどくさい話なんだけど、これって新たな上死点の位置をローターにマークする行為ということになる
クランク角で10度進めたら、その位置が新たな上死点で、CDIが30度で点火してる物なら+10度、上死点前40度で点火しているということ
そしてこのやり方だとタイミングライトでどのくらい進角したかは見れない
以前こんな話で友達と討論になり、おれも深く考えてなかったんで、え?そうだっけ?で終わったが、考えてみるとクランクに対してどれだけローターをずらそうが、プレートがピックアップを通過したのを感知して、それがCDIを経由してプラグに火を飛ばしてるだけ
ということは、ローターをどこに持ってこようが、ピックアップとFのマークの位置で点火してる関係は変わってない
ところがまたややこしいことに、友達はタイミングライトで点火時期が変わったの確認したという
たぶんウソをつく理由もないからこういうことだろうという推測だけど、CDIが進角してしまうエンジン回転数だったんじゃないのかと
いやいやそんな高いアイドリングじゃないと思うかもしれないけど、カブって純正のアイドリング指定ってたしか1700rpm
この軽量アウターローターを使うと2500rpmでも不安定に感じる
純正のCDIの多くが3000rpmで進角しきってる、つまりタイミングライトで進角してるのを確認したのはここなんじゃないかと思ってる(推測なんだけどね)
だいぶ話が逸れた
ホンダ純正のローターにしてエンジンをかけてみる
エンジンかけたての気難しさがなくなった
その分アクセルレスポンスは落ちた
足で使うなら重たい、というより外径の大きいフライホイールの方がいいみたいね