月曜日にシートを出してきたんだ | JINのブログ

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方眼紙でシートベースになる型を決めて、アルミ板に移して切り抜く

 

 

 

 

この時点ではリアフレームを巻き込む形状にするか迷ってる

リアフレームを巻き込む形状にするということは、純正のような巨大なリア周りになってしまう

 

 

リアフレームが見えても小尻を目指す方向にしてリア周りを修正してベースを作ってみた

フレームなんか切ってしまえばもっとスッキリなんだけど、パニアケースとトップケースを付けられるツーリング仕様を優先する

将来ツアラー一号機を買い足したら切るかもしれないけど

 

 

だいたいの型が決まる

ここでバイクに乗せてまたがってみる

 

思った以上にスポンジがソフトだった

そして日本仕様の純正よりハイシートにしたかったのに、スポンジが沈んであまり変わらない足つきになってしまう

それより乗ってる時の膝の曲がりがきつめなのを解消したいとか

 

持論なんだけど、べったり足が付く必要がないと思ってる

まずシートのこととなると足つきというが、動いてない時しか問題にならない、おまけに両足を付いて止まってるというのは、足つきの確認する時くらいしかやらない

こけそうで怖いというが、足が付かないならまだしも、直立して静止してる時に足でバイクを支えてない

こけそうになる時はどっちかにバイクが傾いてるんだから足はべったり付く、つまりそんなにべったり足が地面に付く必要がない

高い位置に動かせる重い物(人間ね)があったほうがバイクを操作するのが楽ということを優先したい

もちろんアメリカンでどっかりシートに座りたいとか、スクーターで足を放り出して座りたいんじゃって場合はこの限りではないんだけれども

 

で、追加で密度の高いスポンジを3cmほど追加する

 

 

腰のサポート部から後ろは数センチ削ってバランスを取る

この後シート屋に持って行くんだがダメ出しをくらいもう一度修正

左右のねじれとシートラインをはっきりさせて来いと言われ直す

 

ここから先、シートのデザインだけで2時間ほど会議・・・

ベースからオリジナルなもんで、職人もどうしたいのかどういうイメージなのか分からないからいろんな案が出る

何タイプか考えたんだが、結論が出ず宿題

 

結果、黒ベース、センターには黒地の幾何学模様が入った物、サイドは無地の黒、タックロールは入れない、パイピングも入れない、出来るだけ少ない裁断、ダブルステッチでつるっと仕上げる、こんなとこ

 

シート屋としてはもっと凝ったことをしたいようだったのだけど、シートの見本を作りたいんじゃないんで、こんなの純正にあったっけ?と思わせるくらいふつーの仕上がりにしたかった、イメージ的には昔の車の純正レザーシートの感じ

 

いつ仕上がってくるのかも値段も知らない

たぶんいい感じに仕上げてくれるんじゃないですかね、そこは信用してますから