寝てしまったんでちゃんと書く | JINのブログ

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ツーリングやちょっとしたバイクいじりをブログにしてます

朝からどたばたしたが、なんだかんだで富山まで行って来た

出発した時間が遅いのとシルバーなんたらで軽井沢で軽く渋滞にあう



ちょっと早いけど一回目の休憩

中軽井沢の某神社前

赤い橋の向こうに神社があるんだけど、小さい頃の遊び場だったりする

ひとりしばし懐かしむ

写真の背中の方向に緩い坂があってその上がうちだった

昔はばあちゃんと来たもんだが、今はバイクで来てベンチで一服してんだもんな

大人になったもんだ


その後だらーっと高速を使わず18号も使わず長野市を抜けて白馬方面に

途中ばあちゃんの生まれ故郷だった中条を通る

ここでなんの拍子かキンタマ屋という名前を思い出す

これまたばあちゃんから聞いたんだけど漢字でキンタマだったんだけど当時のおれはそこまで記憶しいてない

あれは一体どこだったんだろうなーっと思いながら走っていると

「は!あった!!」

金多満屋、こんな字だったのか

なにやら記憶の一部が蘇った気持ちになったんだけど、場所がここじゃなかった気がする

店舗も新しかったんでたぶん移転したんでしょうな


来たついでに中条からバイパスに戻る短絡路を見つけたいとも思ってた

あたりをつけてバイパス方面に狭い道を行ってみる



突然思い出した・・・

おれここに来たことがある

金多満屋でたしか栗モナカを買ってもらった

セミが鳴いてる暑い夏の日ここでサイダーを飲んだ記憶が蘇る

ただ切なくもなった、この記憶を確かめたくても誰もそれを覚えてる人が生きていない


誰も知らないんだ


ぼーっと神社を眺めていると「こんにちわー」と声を掛けられる

はっとして振り返ると知らない中学生くらいの女の子がいた

全然知らない子だった


地元の子は知らない人でも挨拶をするように教えられてるんだろう

やっぱり誰も知らないことを思い知らされる


人間の記憶ってのは不思議なもんで、今まで思い出すこともその事実でさえ忘れていたいたくせに

なにかのきっかけで蘇ることがある

もしかしたらその記憶はどこかで間違えて変換して新しい記憶となっているかもしれない

おもしろいもんだねえ


糸魚川を抜け富山方面に

朝日を通ってると前々から気になってた看板がある

行き先案内の青い看板にふつーは都市名が書いてあるはずなのに

そこにはでっかく「う」って書かれてる

たぶん宇奈月の「う」なんだろうけどなんなんだろうね

宇奈月といえば温泉だし、温泉と聞けば行ってみたいし行ってみることにする


山に向かう道としては快適すぎる

あの山間を目指して5キロほど行くと




温泉街がある

おまけにここの写真左手には駅もある

なんなんだろねこの金の掛け方は


どっか日帰り温泉を探して入ろうと地元の人に聞く

びっくりされたような顔をされたが理由が分かった

今座ってる椅子は温泉の物、つまり温泉の前で温泉ありませんか?と聞いてしまった

しょうがないのよ、全然温泉に見える建物じゃないんだから


350円払って温泉に入る

無色透明な温泉だった、中にいた常連と思われるおじいさんと話をすると

黒薙温泉から引いてる温泉で掛け流しだよとのこと

帰ってから調べたら黒薙温泉から宇奈月まで7キロも引いてる

途中でぬるくならないのかと思ったら源泉温度98度だって、おまけに湯量も豊富、すごいことするもんだね


風呂も入ったしあとは勝手知ったる薗家山キャンプ場に向かう


・・・



混んでる・・・


こんな人気のあるキャンプ場だったのか

適当にすいませんねーとテントを張らせてもらって夕飯


最近キャンプで飲むアルコールはワインがいいんじゃないかと思い始めてる

常温で飲めるし割る必要がないから水も氷も要らないし

ゴミの事も考えると紙パックのワインとかペットボトルのワインで十分な気がする


酒も入ってほろ酔い気分、なぜか電話が多い

明日ガレージにルーバー付けに行くけどいいか?

パワステが効かなくなったんだけどみて

ドアミラーがたたまらないんだけど

カブのタイミングチェーンが掛からないんだけどなんで?


よし帰ろう、明日の朝早く出れば昼には家に着く


さっさと酔っ払って寝る



翌朝



ピンクに染まるここの朝焼けを見に来た

コーヒーを沸かして一服、幸せ


さっさとテントを片付けて朝の道路を独り占め



バイクって早朝が一番気持ちいいかもしれない







帰りの話はまたの機会に