オイル上がりを直す、その3、と、ちょっとした小技というかサル知恵 | JINのブログ

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朝一、部品が入ったとの電話をもらいあずかりに行く



これが注文しておいたピストンリング

40年物のリングと比べたら、やっぱり当たり前に張力が落ちてた


とっとと組む

リングに入れ方とかどこにでも出てるんで割愛



ピストンをコンロッドにつけたらシリンダーを組む


ちなみにおれはピストンコンプレッサーを持っていない

持っていないがそんなに苦労することもない、焦らず少しずつ入れれば入る



オイルリングとか忘れないように注意してヘッドを載せる


載せたらワッシャーを入れるんだけど、これが意外とやりづらい

なんでっかって言うと、穴の径とワッシャーのサイズが近いうえに

6cmほど下のボルトの頭にワッシャーを通さないといけないから


攻略するのはプラスドライバー

写真の通り、ボルトの頭にドライバーの先を当ててから落とす

それだけ

それだけなんだけど、格段に作業は早い


それとナット

またまた5cmほど奥のボルトにナットをかませなければいけないんだけど

ソケットにナットを付けて下向きにすればそりゃ落ちるよね

そこで



養生テープをソケットに貼ってあげるだけ

これだけでちょっと隙間が減るから下向きにしてもナットは落ちない



ヘッドボルトも締まったんでカムを載せる



タペットクリアランスも見ておく

4ヶ所0.01mm広いところがあったんで調整しておく


そしてマフラー



マフラーに割りカラーってもんが付いてるんだけど

この割りカラーってもんが1人で取り付けしてるとホントやりずらい

そこでまた養生テープ

写真のように貼ってしまえば作業はちょろくなる


これに気が付いたのおれじゃない

友達が割りカラーに苦戦してるの見てて、やりづらいからマフラー持ってやろうとしたらそいつはテープを巻き始めた

おお、なるほどねー

なまじっか器用だと、割りカラーくらいやりづれーなーと思いながら付けてしまうもんだけど

出来ない!ってなると人は頭を使うもんだ

以降2発以上の割りカラー使ったマフラーはこの方式にしてる




出来た!

オイルランプが消えるまでクランキングをしてからプラグを付ける

そしてセル一発、エンジンはかかる

回転を上げないように注意しながら音を聞く、問題はないようだ

しばらく音を聞いてて思ったんだけど、エンジン自体が凄く静かになって

その分排気音が太くなった印象








これであと40年乗れるな