ここまでばらしたんだしヘッドも洗う
サンエスKといういつもの便利なやつ
洗ったシリンダーはこんな感じ
ぬれてるからなお更分からないだろうけどクロスハッチがほとんど確認出来ない
こりゃまずい
クロスハッチってのはシリンダーに付けられた細かい線傷みたいなもんなんだけど
あえて細かい傷を入れることでオイルの保持を良くしてあげようって細工
なんか滑りを考えるとつるっつるのほうがいいような気もするけど
ピストンとシリンダーはオイルを間に挟んで接触してないことになってる
もちろんそこでいろいろ仕事してるのがピストンリングであり、このクロスハッチ
ピストンリングを交換してもクロスハッチが消えてるんじゃ意味ない
てことでね
この三脚みたいな道具が役に立つ
脚の3箇所に砥石が付ててスプリングの力で開く構造
これをドリルにくわえてシリンダーに傷をつけてあげる
ホント写真の撮りかたがクソだから良く分からないだろうけど、線傷を付けられた
ピストンも磨いておく
表面のカーボンはおまけとして、ピストンリングの入る溝はきっちりカーボンを落としておきたい
溝にカーボンが残ってたんじゃあ新品のリングを組めないねー
明日はリングが来るんでエンジンが組めそうよ