リトルカブのスタッドボルトを強化品に変えてみる。一部錆びて痩せていたのが気になっていたのと、1mmから0.5mmのメタルガスケットにヘッドガスケットを交換したんで更に負担が掛かるから。
マフラー、キャブ、ヘッドを外してシリンダーを抜く、大変そうだけどスタットボルト交換してメタルガスケット入れて組むだけなんで1時間もあれば出来る、意外と難易度は高くない作業。
よっしゃっ出来た!とエンジンをかけるとガチャガチャエンジンがうるさい・・・
ん?なんだ??なんだあ???
よーく音を聞いてみるとヘッドとシリンダー(腰上)をばらしただけなのにクランクケース側(腰下)あたりから音がしているような気がする。なんだろな?そんなところいじってないのにな。
もしかして油圧がかからずカムチェーンがあばれてるのかな?
カムカバーを外してカムチェーンを触るとたるんでいた・・・ なんで??
オートテンショナーをばらして注油してから再度組み付け
エンジンをかけてみるとやっぱり音が消えない、なんでよ??
なんでこんなことになるのか分からずggるがなんもでてこない。
仕方がないんでフライホイル、ベースプレートを外してなんでカムチェーンが張り切れないか直接確認してみる。
なるほど、チェーンテンショナーの調整シロいっぱいまで押し切っていてそれ以上張れない状態なんだな。
でもなんでだろ?ヘッドガスケット変えただけなのに。
もしかしてコンマ5mmヘッドが近づいただけで調整しきれなくなるものなのか?
もしかしてカムチェーンが伸びていて、そこにコンマ5mmヘッドが近づいた相乗効果で張り切れなくなったのだろうか。
そのくらいしか考えられない。とりあえず近所のバイク用品店が開くのを待って部品を探す。
あったあった、90ヘッド用のカムチェーン。それも強化品、4200円、あらいいお値段・・・
すぐ欲しいんでまあいいわと購入。
家に帰り旧チェーンと新品をだらりと垂らして見比べる。
うーん、2mmくらいかな、ちょっとだけ旧チェーンのほうが伸びている。
たったこれだけで張り切れなくなるもんかね。
それしか考えられないんでそれをさくっと組んで調整代をみると余裕が出来てる。
たったこれだけだったのか・・・
ついでにオイル交換をして試乗してくる。
うむ、完璧。
ここで思い出した。
先日後輩のカブもここまでひどくはなかったが同じ音が出ていた。
なんだか分からずそのまま様子を見ているようだったんでカムチェーンぽいよと電話を入れとく。
ハイカム入れたら遅かれ早かれ同じ症状が出るようだ。
ハイカム入れたら強化カムチェーンも同時交換がいいみたいね。