スポークが錆びてるとどーもバイクが汚く見えるというかボロく見える
実際ボロなんだが磨く作業はめんどいし、塗るともっとボロくなるから張り替える
スポークの張替えとか難易度高そうだけどじつはそうでもない
幾何学模様で複雑そうだが、同じ作業を方向違いで4回やるだけの簡単な作業だったりする
それとコツというか先にハブにスポークを通しておくだけで特別悩むこともなくなる
ハブをなんかの台(写真はオイルの1リッター缶)に乗せておくとやりやすい
台の乗せたら「一個飛ばし」でスポークを表から入れる
次に
裏から残り半分にスポークを通す
この時表から入れるスポークと裏から通すスポークは微妙に「頭の長さが違う」の確認しておくくらい
こうなるとなんかウニみたいでお腹が減る
じゃなくて、なにやら複雑そうだけど、入るところにしか入らないから意外に頭は使わない
まず上向いている側からスポークをホイルに通してニップルを数回転だけ仮止め
今度は逆さにして反対側も組む
ハイ出来上がり、組むだけなら30分もかからない簡単なお仕事です
コツは「4つ目の穴」のところに流れ作業的に組んで行くだけ
これだけでもうホイルの形になってしまう
こっから先は専用の台に乗せてある程度様子を見ながら
ニップルを1回転半回転と締め付け回数を減らしながら全体を締める
(おれは専用台なんて持ってないからアクスルを通して万力で固定してある程度締め付けた後、
車体に仮り組して振れを取った)
だいたいこの時点でなんとか走れるんじゃね?ってくらいにはリムの振れもないもんなんだが
1mm以下には振れを抑えたいよね
振れ取りのコツは文字にすると難しいけど「振れてるところを中心に、前後数本で取る」
あんまり難しく考えなくても縦に振れてなければいいんじゃないっすかくらいでよかろうかと
ざっと振れを取ったのがこれ
http://www.dailymotion.com/video/x14k02i_dscn1625_auto
これくらいでも1mm以下で取れてる
ちょっと振れて見えるのはリムの継ぎ目とウン十年物のリムなんでゆがみがあるんでしょうな
うん、すっきりしたわ
あまりに錆びてるなら1本1本丁寧に磨いて塗るより
張り替えたほうが金銭的にも時間的にもこの先考えるといいと思うんだ