大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第15回を視聴しました

衝撃の回でした

まさか、上総広常(佐藤浩市)が、見せしめに殺されてしまうなんて

 


しかしながら、最期の描き方としては、インパクトがあり、脚本家三谷幸喜さんの思いが伝わりました

佐藤浩市さんも、役者冥利に尽きるワンシーンとなったかと思います

※三谷さんと佐藤さんは、公私ともに仲が良いと聞きました

佐藤浩市さん演じる上総介の最期は、視聴者にとっても、忘れられないものになりました

 

上総介は

無骨な坂東武者の代表格

べらんめえ口調がかっこよくて、、

佐殿を支えるために奔走し

手習いも必要と書道に励む姿はチャーミングでした

 

壮絶な最期のシーンは長めでした

上総介は、瀕死の状態で、頼朝(大泉洋)を見上げ、半べその小四郎(小栗旬)を見やり

画面いっぱいに、苦笑いの状態

もう、三國連太郎そっくりでした

たるんだ皮膚で、皴の寄った顔面と首筋、黄ばんだ歯

そして、かすかに微笑んで絶命

忘れられないシーンとなりました

 

大河ドラマで佐藤浩市と言えば、「新選組」の芹沢鴨役にも、最期のシーンがありました

あの時よりも、今回の上総介の方が、人間味あふれて描かれていたので、最期のシーンに、視聴者は、より一層胸が詰まったことでしよう

 


話は飛びますが

私の子供の頃、放送されていたテレビドラマ「太陽にほえろ」

若い刑事の殉職シーンが、今なお語り継がれています

特に、ジーパン(松田優作)は、殉職の際は、確か白いデニム(上下)を着ていました

真っ赤な血が、白を染めて、、、

あれも印象的な最期でした