実は私、神社で稲穂をゲットしたんです。
神社で稲穂をゲットとは、どういうことか。
<当事者の証言>
ええ、あれは6月2日の昼過ぎでした。
その日は大分市の霊山寺(天台宗)に向かう途中で
いつものように日枝神社に立ち寄りました。
山王様への挨拶を兼ねて拝殿を掃き掃除する為です。
ここは以前、拝殿で蛇の脱け殻を見つけた場所です。
その日もまたホウキで拝殿の中を掃いていたら
小さな稲穂が一つ、拝殿の中に落ちていました。🌾
私は思わず「イナッホ〜♪」と叫びました。
縁起物の熊手に付いてるような小さな稲穂です。
そのまま境内に置いて帰ろうかと思ったんですが
神社で稲穂を見つけるなんて、やはりこれは
神様の思し召しなんじゃなかろうかと思いまして
ありがたく頂戴することにしました。
もちろん神社で稲穂を見つけたのは初めてです。
掃き掃除を終えた後、稲穂を賽銭箱の上に置き
「ありがたく頂戴します」とお礼をしました。
<証言終わり>
稲穂(半分に折り曲げています)
神域で稲穂を見つけるというのは
滅多にあることではないです。
「稲穂」の意味は様々ですが
「実り」「富」「一粒万倍」など
縁起のいいものばかりです。
これまでの苦労が実を結ぶ
一粒のモミが万倍にも実る
そんな印象を持ちました。
そもそも天孫降臨の際、天照大神が
ニニギノミコトに稲穂を持たせているし
稲穂はまさに「豊かさ」の象徴であり
神様からの贈り物なんです。
ここで、ちょっと考えてみると
私に稲穂を渡すためには(誰が?)
私が参拝する前に、どこかから稲穂を
調達して拝殿の中にそっと置いておき
稲穂の用意ができたら私が参拝するよう
誘導します(誰が?)。
そして私が参拝するまで誰にも拝殿の
掃除をさせないよう人払いをしなければ
ならないし、小鳥が稲穂をついばんだり
しないように追い払う必要もあります。
ちょっと考えても、かなり大変な作業です。
(だから誰がやるの?)
こうした一連の作業(手間)を考えると
まさに神業としか言いようがないんです。
すべての条件がドンピシャリで揃わないと
私に稲穂を渡せません。🌾
(ミッション「あいつに稲穂を渡せ」)
もともと、そこに無いモノを用意するのは
かなり大変な作業だと思います。
なので、神社仏閣などの神域や聖域で
本来そこに無いモノを見つけるというのは
神仏からの歓迎の印であることが多いです。
そこにどんなメッセージがあるのかを
読み解くのも、また楽しいものです。
実はこういう場合、最初の直感が
自分にとって正解である場合が多いです。
どんな印象を受けるか
どんな感情を持つかは
人によって違います。
同じ出来事を
ポジティブにとらえるか
ネガティブにとらえるか
それは自分次第です。
「なんだ、ただの稲穂か」と思うか
「一粒万倍の稲穂だ♪スゲー」と思うか
それなら自分に都合のいいように
解釈した方が楽しいと思いませんか?
それにしても神社で稲穂ゲットなんて
なぜか分からないけど
想像もつかないぐらいツイてる!
んもう、運気爆上がりやん♪
いやホント、ありがたいこってす。
いや~、しかし参ったなこりゃ。
神様に稲穂をプレゼントされた超ラッキーな男
というのがバレてしまった(照れ)。
(自分からバラしたクセに)
ちなみに、この
なぜか分からないけど
想像もつかないぐらいツイてる!
って言葉はアファメーションとしても
めちゃくちゃ強力なので覚えておくと
よろしいかと。
大分市霊山の日枝神社
日枝神社の後は霊山寺(りょうぜんじ)へ行き
般若心経や観音経や真言などを唱えました。
ちょうど、お寺の人が本堂の掃除を始めたので
開いた障子の隙間から、ご本尊の十一面観音様
を拝観することが出来ました。
霊山寺は空海さんと最澄さんの両方が訪れたという
天台宗のお寺です。
普段は見られないご本尊を見られるなんて
なぜか分からないけど
想像もつかないぐらいツイてる!
と思います。
んも~、どんだけ仏様に愛されてるんだか。
ありがたくて感謝感激雨アラレですわ。
いや~、しかし参ったなこりゃ。
仏様がお顔を見せるぐらい歓迎されてる男
というのがバレてしまった(照れ)。
霊山寺の境内では以前修復した羅漢さんの様子を
見に行きましたが、元気そうにしてました。
霊山寺の本尊:十一面観音
不動君「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
うすきま君「感謝の心と謙虚さを忘れずに」








