神角寺に参拝した後の帰り道。

(神角寺は一つ前の記事です)

 

実は家を出る時、

ガソリンがあと少しでした。

「ま、なんとかなるやろ」

と思っていましたが

やっと辿り着いた時には、

危機感を覚えるレベルで

ガソリンが少なかったです。

しかも日曜日、ど田舎の山間部。

開いてるガソリンスタンドを探すのが大変。

googleで検索した結果、

なんとか近くに1ヵ所だけ発見しました。

 

ところが、途中で「四差路」に遭遇。

土地勘がないクセに方向音痴の私は

どっちの道に進んだらいいのか

まったく見当もつかない状態でした。

 

すると、絶妙なタイミングで

地域住民らしきオジサンが登場。

四差路のところでバイクを停め

何かを待つように、

こちらをジッと見ています。

 

恐らく、私が

「道に迷った子羊」に

見えたんでしょう。

 

「これ幸い」とばかり、

ガソリンスタンドへの

行き道を尋ねると、

私が行こうと思っていた道とは

真反対の道を教えてくれました。

しかも「そっちの道はワシも

行ったことがない」とのこと。

 

ガソリンの残量から考えると

誰にも聞かずに違う道へ進んでいたら、

ガソリンスタンドには辿り着けず、

誰もいない山道でガス欠という、

超緊急事態になるところでした。

本当にヤバかった・・・(汗)

 

オジサンの道案内のお陰で

無事、個人経営で日曜当番の

ガリソリンスタンドで給油できました。

 

考えるに、あのオジサンは

仏様が遣わしてくれたナビゲーター

だったんだなと。

もう感謝しかないです。

 

<仏様達の会話(想像)>

「この人、多分、ガソリンスタンド

への道を間違えるやろな」

「土地勘ないし、方向音痴やし、

おまけにガソリンもない(笑)」

「猪突猛進で、違う道に

思い込みで突き進むタイプみたい」

「この前も住宅街でウロウロしてたで」

「帰り道の四差路へ案内人を差し向けようか」

「それなら、あのオジサンがええやろ」

「では、オジサンが家を出るよう

誘導しましょう」

「四差路への所要時間を逆算すると、

オジサンには5分前に家を出てもらわんとな」

「じゃ、そーゆーことで・・・」

 

・・・みたいなことを、

仏様とか眷属とか

あるいは守護霊さんとかが

テレパシーで相談して

動いてくださったかどうかは不明です(笑)。

 

で、結果としては

ベストのタイミングで

四差路へオジサン登場(笑)

 

いずれにしても、と~っても、

ありがたいことでした。

このように、不思議なナビゲーターは

いつか、どこかで、あなたの前に

現れるかもよ~♪

 

写真は弘法大師(なぜか胸元にカマキリ)