宇佐神宮は全国4万社余りある八幡様の総本宮ですが、その宇佐神宮で催しがあり参加して来ました。
令和7年11月30日(日)
13時より宇佐神宮の上宮にて開催
「御鎮座1300年奉祝 天台宗・真言宗
神仏習合発祥の地 世界平安の祈り」
両宗と宇佐神宮の関係は、開祖である最澄と空海が
渡唐安全を当神宮へ祈願した804年まで遡ります。
当日は上宮に至るまでの参道において本法要特別の
散華(さんげ)を行い、上宮神前にて世界平和を祈り神前読経が執り行われます。(宇佐神宮HPより)
まぁ、何と言っても、宇佐神宮の本殿で❗️
天台宗と真言宗の僧侶が合同で般若心経を読むなんて
、そんな場面は滅多に見られるもんじゃありません。
そういう場に立ち会えたことにまず感謝です。
宇佐神宮は
一之御殿に八幡大神
二之御殿に比売大神
三之御殿に神功皇后が祀られています。
11月30日の法要では
一之御殿に天台宗の僧侶
二之御殿に宇佐神宮の神官 8名
三之御殿に真言宗の僧侶が配置しました。
参拝者から見ると本殿に向かって
左が天台宗、真ん中が宇佐神宮
右が真言宗という配置でした。
参拝者の立ち位置も、何となくですが
天台宗の信徒の方は天台宗の後方に
真言宗の信徒の方は真言宗の後方に
立っていたように思います。
私はというと、真ん中後方で
少し真言宗よりに立っていました。
この立ち位置というのが、実は私の
立ち位置なのかなと思いました。
私は天台宗のお寺にも真言宗のお寺にも
行きますが、基本は神社大好き人間です。
ちなみに私の推し仏は真言宗智山派
高尾山薬王院の飯縄大権現ですし
推し神は猿田彦さんで
産土神は八坂神社のスサノオさんです。
実はこの催し、2日前の11月28日に知りました。
夫婦で参加した両子寺(大分県国東市)の不動明王
の護摩供養の後、昼食のお接待の時に、お坊さんが
「実は宇佐神宮で合同法要があり、天台宗のナンバー2の方が来られます。私も参加しますので、皆さんも良かったらご参加下さい」みたいな話をされました。
そんな凄い催しがあるなんて❗️
このタイミングで知らされたってことは、つまり…
ええ、そうです。呼ばれてます(キッパリ)。
その日は妻は仕事ですが、私は休みです。
となれば、行かないという選択肢はない❗️
(ドジャースの山本投手風)
ということで参拝した訳です。
これが散華(さんげ/お坊さんが手渡しで配布)
もらった散華は仏壇に供えたりお守りにします。
絵柄の裏で天台宗と真言宗がコラボしてます![]()
勢いで巫女鈴も買っちまいました。
(どこでシャンシャン振るんかい⁉️)
天台宗と真言宗による合同の般若心経の読経って、
なんか、スゲーですよね![]()
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以下、記録として記事を掲載します。
(大分合同新聞の配信記事より)
神仏習合発祥の地である宇佐市の宇佐神宮で30日、
天台宗と真言宗の僧侶が合同で参拝し、
世界の平安に向けて祈りをささげた。
境内には、大勢の参拝客も集まった。
両宗派の開祖である最澄と空海は804年、
遣唐使で唐へ渡る前に同神宮で
渡航の安全を祈願したとされる。
合同参拝は、同神宮の御鎮座1300年を
きっかけに初めて実現した。
天台宗の座主名代の神原玄応(げんのう)
擬講大僧正(90)、
真言宗の高野山金剛峯寺宗務総長の
今川泰伸権大僧正(65)に加え、
県内の両宗派の僧侶らが出席。
上宮で神職が祝詞を上げた後、
紫や緑色のけさを着た僧侶らが
般若心経などを読経した。
神原擬講大僧正は
「世界の皆さんと力を合わせて平和を実現したい」、
今川権大僧正は
「宇佐神宮の記念の年に法要ができて光栄」
とそれぞれ述べた。
(転載終わり)






