TIG溶接・T-NF&TN-Vの曲げ試験(^^♪ | 溶接マン WELDING

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 台風強烈でしたね滝汗

関空の滑走路ヤバかったㇲ。怖いねえ~(;´・ω・)

 

今日はT-NF&TN-Vの曲げ試験結果をお伝えします。

ちなみに溶接姿勢はTN-Fは裏当て無しの下向き、

TN-Vは裏当て無しの立向きです。

試験材料SUS304 板厚3.2mm

開先角度は60度(ベベル角度30)

ルートフェイス0.5mmぐらい(バリ取り程度)

ルートギャップ0mm

仮付け位置は始端・終端5mm程度(裏面側)

シールドガス流量  トーチ 10 l/m

             バックシールド 5 l/m

溶加棒・SUS304径2mm

 

溶接条件 一層目 1パス 90A 棒無しナメ付け トーチ操作・ストレート

       二層目 1パス 75A~80A 棒有り  トーチ操作・ウィービング

 

下向きも立向きもこの条件でやりました。

余盛をフラットに削って40mm幅で表曲げ・裏曲げの2種類を

シャーリングでカットします。

ドキドキ・・・・・ドキドキ( ^ω^)・・・

ステンレスは外観で問題なければ割れることはほぼ無しっスキラキラ

 

 

完璧じゃん。

TIG溶接は見た目重視ってのが、しみじみ理解できますね。

外観がキレイなら、どの向きだろうが溶接の質も良いという認識でよろしいかと

思われます。

これで専門級もいただきだな・・・ニヤリ

試験費用が会社持ちなら受けてたとう!!

自腹なら受けません(笑)

(お金もったいないもん)

 

てなわけで、ステンレスのTIG溶接による内部欠陥がある確率が

非常に低いということが、理解できた検証でした。

 

次回はパイプに挑戦してみます!!

ではでは~(*'▽')/