被覆アーク溶接とはどんなものか前回のブログである程度把握できたはず。
溶接機からアース線が母材に繋がっていて、ホルダーに溶接棒を挟む。
電流調整して溶接棒の先端を母材に当てればアークが発生する。
先端に当てるといっても、アークを発生させるやり方は主に2種類あって、
タッピング法とブラッシング法があります。
溶接機に安全装置がついている場合はブラッシング法のほうがやりやすいですね。
接触法なんてものがあるようですが無視です(笑)
用途によって使い分けれるようになっておいたほうがいいです。
ちなみに溶接棒の種類はこのような感じ。
僕は主にゼロードを使用してます。(ライムチタニヤ系)
湿気に強いので保管が容易です。
実際にどんな溶接性なのか使用してみないことには理解しがたいと思います。
何も知らずに只々手元にある溶接棒で作業するより、この向きの場合はこの溶接棒、
この構造の場合はこの溶接棒、と使い分けたほうがより良い溶接の仕上がりになるかと思います。
アークを発生させたあとは半自動溶接と一緒で前進、後退、上進、下進の進み方で
溶接していきます。主に後退法が主流かな。斜め45度でプールを先行させないように
かつ、スラグを巻き込まないようにするのがコツです。
(アークの火でスラグを溶接棒先端のプールに混ざらないようにする)
今日はこんなところですね。
明日はJIS検定の練習をしてみます。
ではでは・・・^^