ボラプに出てくる

ベルゼブブ、のあたり

Beelzebub has a devil put aside for me

の最初の印象

 

なんとなく

魔王が悪魔を寄こすって感じ

から

 

音楽の授業で聴いた

シューベルトの「魔王」のイメージ

思い浮かべたんだけどさ

 

「おとーうさん、おとーさん」

「魔王がいる~ こわ~い~よ」

 

てやつ

 

「Goethe, Erlkönig」

Gustav Heinrich Nacke

 

 

 

で グルグルしてたら

これに行き当たって

 

 

Schubert - Der Erlkönig [魔王] 

 

この人

なんかすごい 

語り手、魔王、少年、おとーさん、

取りつかれたみたいに

表情をはっきり使い分けてて

 

なんか映画観てるみたい

 

魔王のパートの目線が

にこやかで怖いー

 

恐れおののく少年がとても少年だし

 

おとーさん、なんか伏し目がちだし

 

 

 

観終わった後

「あ~… 怖かった…」

ってなった

 

というわけで

 

「魔王」=「魔王が来る 恐い」

って連想が、

 

「for me 」の超高音のあたり

悪魔が僕に危害を加えに来る

恐いよー

って印象を受けちゃったけど

 

あれ

あの曲で一番盛り上がるとこだもの

臆病者のスカラムーシュが

高揚感あふれて恐いものなしになるとこだよなーって

今 思うんですけどね

 

 

 

 

 

 

 

題名の「Erlkönig」って

ドイツ語で「ハンノキの王」なんだって

 

「ハエの王」とは違うのね

 

「ハンノキの王がいる~

こわーいーよ~」

 

ってあんまり怖くなさそうだけど…

 

 

「ゲーテはむしろその「ハンノキの王」から、

樹木の精霊の王として魔王を設定し、

想像力を膨らませたのである。」wiki

 

ってことらしい

 

 

ハンノキの雄花ってさ

枝の先に

こう垂れ下がってんだって

 

 

 

集まると

こう

 

 

 

 

 

皆様おそろいで

おいで おいで

してるようにも

見える

 

 

うん これはね 

ちょっとモンスター感あるかも

 

 

恐いっちゃこわいかも

 

 

 

 

 

 

ピグモンの手にも似てる