金沢競馬、県営第8回開催が終了しました。
後半戦の2歳戦を中心に振り返ってみます。
日曜日(8/7)の4Rでは新馬戦が行われました。
人気を集めたフリッピがカガヤキタイヨーを振り切ってデビュー勝ち。
(結果は→こちら)
フリッピは牡馬父フリオーソ、母ダンシングクイーン。
姉には今年の中山牝馬ステークスを勝ったクリノプレミアムがいます。
(撮影:鈴木努アナ)
レース後の関係者のコメントをご紹介します。
フリッピ
加藤和義調教師
良かった。完成度としてはまだまだ。ホントまだまだだから、しっかりと成長を待ちたいね。順調に行けばもう来年の3歳重賞戦線でもやれそうな楽しみな存在。
ゲート試験の時点でセンスが良いと思っていたし、今日に関してもスタートさえ決まれば良い勝負にはなると思っていたよ。
賢い馬だし、実際のレースセンスもとても良い。距離が伸びても大丈夫と思うから、ホントに成長を待ちながらいい状態のときに使ってあげたい
(取材:鈴木努アナ)
吉原寛人騎手
新馬戦は勝ちたかったので、勝ててホッとしてます。
ー4角はヒヤッとしませんでしたか?
吉田騎手の馬(カガヤキタイヨー)も走ると思ってたので、「うわー来たか」と。そこからもうひと踏ん張りしてくれました。
スタートダッシュの良さと、折り合いの分ですね。
大きい馬(528kgでデビュー)だけど、その辺りは良いと思います。まだまだこれからなので、楽しみです。
また楽しみな馬が新馬戦を勝ちました。
コメントからも期待の大きさが感じられます。
今後の動向にも注目です。
火曜日(8/9)には2歳戦が2クラ。
5Rの高洲山特別には転入初戦を圧勝したカレイジャスが登場。
自身がゲートになかなか入らなかったり、他の馬がゲートに入らず競走除外となり改めてゲート入りを行うなど大変なレースとなりましたが、勝って2連勝としました。
(結果は→こちら)
8RはJRA認定サードニクス賞(金沢デビュー馬限定)。
すでに2勝を挙げているショウガタップリと、前走でジャックトマメノキを破り1400mで勝利実績があるピンクビジョンの対決は、1分29秒5の好タイムで駆けたショウガタップリが勝利。デビュー3連勝となりました。
(結果は→こちら)
2馬身半差の2着にピンクビジョン。3着マーブルミミは2着と2秒4離れてしまいましたので、2頭の力が抜けていました。
管理する高橋俊之調教師のお話です。
パワーがあるね!!
安定感があるから距離延長に関しては心配ないと思う。
今日もアクシデントがあったし、前回甲賀に乗ってもらったときもそうだけどまだ100%の力で走ってないから、今後も楽しみだね。
(今後について)プリンセスカップか、シンデレラカップかな。その間で使うかもしれないけど、大事に使いたいです。
(一旦休ませたりはせず?)どこか悪いなら休ませようとは思うけど、そうではないなら様子を見ながらという感じかな。
(写真とコメント取材:鈴木努アナ)
重賞でもいい走りを期待したいショウガタップリ。次走も注目です。
そして、最終12レースでは、勝ったネバーランドの手綱を取った藤田弘治騎手が地方競馬通算1400勝達成となりました。
ジョッキー仲間による祝福も行われました
藤田騎手・沖騎手・池田騎手・吉原騎手による
「1・4・0・0」でお祝い。
重賞開催日の朝にお送りする金沢競馬ジョッキープレミアムワン。メモリアルを達成したばかりの藤田弘治騎手を第3回のゲストに迎えて、日曜日(8/14)に行われます。1400勝の話も聞けるかもしれません。1レース前、場内放送・ネット中継などでご覧いただけますので、どうぞお楽しみに。
その8/14のメインレースは
最終11Rに行われる第9回加賀友禅賞。
3歳牝馬の重賞競走です(発走18:05)。
(枠順は→こちら)
加賀友禅賞には
石川ダービー馬・スーパーバンタムが登場します。
その走りにご期待ください。