今年の王者は誰の手に。実況アナ3連単ダービー【金沢編】 | 金沢競馬担当日記

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金沢競馬のレース実況を担当するアナウンサーが、金沢競馬に関するあれこれをつづります。

 

 

こんにちは。

このブログでは、あけましておめでとうございますですね。

 

入社3年目、鈴木努です。

 

 

 

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私は感染症の流行が気になって休日は極力どこにも行かず、家でのんびりすることがほとんどです。

 

たまには競馬場に遊びに行きたいものです。

まあ、仕事で競馬場には週に何度も行き来しているわけですが…。

 

 

 

 

今年も開幕まで1ヶ月を切りました金沢競馬。

1月26日には、公式サイトにて今年の年度代表馬・最優秀馬・成績優秀者が発表されました。

 

 

【年度代表馬】

▶︎ハクサンアマゾネス(2年連続の受賞)

 

 

【最優秀2歳馬】

▶︎エムティアンジェ

 

 

【最優秀3歳馬】

▶︎アイバンホー

 

 

関係者の皆様おめでとうございます。

 

 

 

続いて優秀者表彰になります。

 

[優秀者表彰]

 

【調教師部門 リーディングトレーナー賞】

▶︎金田一昌 調教師

 

 

【騎手部門 リーディングジョッキー賞】

▶︎青柳正義 騎手

(笠松での期間限定騎乗でも大活躍)

 

 

【きゅう務員部門 リーディングステーブルエンプロイー賞】

▶︎辻加武斗 きゅう務員

 

 

の皆様が受賞されました。おめでとうございます。

 

 

 

 

 

「リーディング」というのは調教師、騎手、厩務員だけには限りませんよ?

 

今日は昨年も投稿しました実況するアナウンサーによって、レースは荒れたり堅くなったりする、そんなことはあるのかというデータ集計記事

 

 

【実況アナ3連単ダービー(金沢編)】

 

 

をお届けしたいと思います。

 

(金沢編)と題したのは、今年は昨年の南関東4競馬場バージョンも既に投稿したためです。

 

その記事に関しましては、私の個人ブログの【この記事】をぜひご覧いただければなと思います。

 

昨年も一昨年同様奇妙な結果となりましたので、最後までご覧いただけますと大変嬉しく思います。

(ちなみに昨年の記事はコチラ

 

 

 

 

 

では早速まいります。

(※細心の注意を払っていますが、手入力のため間違えもあるかもしれません。どうかご了承ください)

 

 

 

まず全体の平均から発表します。

昨年金沢競馬で施行されたレース数は942R。

3連単平均払戻額は2万9797円でした。

平均はほぼ3万と思ってもらって大丈夫です。

 

 

 

金沢競馬も南関東同様、昨年実況放送を担当したのは5名のアナウンサー。

第5位から発表したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第5位 大川ミツオーアナ

担当レース数は196R、3連単平均払戻額 1万4439円。

最高3連単払戻額は11月15日9Rの34万4210円でした。

 

 

まず、一昨年と順位が同じ。

金沢では穴ウンサーと呼ばれるには程遠い1番堅いアナウンサーとして昨年も存在感を示しました。

 

一昨年の最高3連単最高払戻額も11月17日の6Rだったので、晩秋に調子を上げてくる傾向にあるのかもしれません。

月別で見ても11月の平均額が1番良い数字でした。

 

 

 

 

 

第4位 山中寛アナ

担当レース数は184R、3連単平均払戻額 1万8061円

最高3連単払戻額は7月20日12Rの92万9630円でした。

 

 

最高3連単払戻額は全体の2位という記録で、夏場に大きな打ち上げ花火を放ちましたが、全体で見ると1万円台前半の月や、それを割る月もあったりと全体的に低調?(本命党にはアツい味方)なシーズンとなりました。

 

 

 

 

 

第3位 泉悠介アナ

担当レース数は192R、3連単平均払戻額 2万1553円

最高3連単払戻額は3月28日6Rの30万2540円でした。

 

 

昨年の3連単平均払戻額が2万8038円だっただけに全体の平均では少し数字を落としたことになります。

 

ただ泉アナは、最高3連単払戻額の30万2540円を叩き出したその次のレースでも29万8740円のレースを実況しており、3月に立て続けて高配当を招き込みました。

 

全体で見たときにはやや低調?(堅め)も開幕して日が浅い3月の2連発で先行粘り込み3位に残した。という印象です。

 

 

 

 

 

 

第2位 百瀬和己アナ

担当レース数161R、3連単平均払戻額 2万9359円

最高3連単払戻額は4月25日8Rの86万1800円でした。

 

 

ほぼ全体平均ともいえる平均額をマークしました。

3月の平均こそ6729円とスロースタートでしたが、翌月には昨年の全体3位となる3連単高配当を出しました。

 

その後も比較的安定した成績が続き、全体では2位でのゴールインです。

 

 

 

 

 

第1位 私、鈴木でした!

担当レース数209R、3連単平均払戻額 6万2445円

最高3連単払戻額は3月15日1Rの863万7940円でした。

(※この配当は金沢競馬3連単高配当歴代1位)

 

 

ありがとうございます。一昨年に続いて連覇達成です!

863万パワーは偉大。

 

実はこの863万馬券、現地で購入されていた方が的中されたと聞きました!

どうやって…持ち帰るんでしょうかね。夢があるなあ。

 

 

また、これはJ−PLACEでの発売なりますが、昨年阪神競馬場で行われたエリザベス女王杯の3連単33939.6倍も金沢競馬場で紙馬券で購入されていた方がいらっしゃったそうです(いくら購入されたかは分からないので倍率表記にしています)。

 

 

 

話を戻しますが、3連単ダービーを連覇した感想としては素直に嬉しい。これに尽きます。

人生で連覇をすることってなかなかないですから。

 

 

3連覇に向かって、実況の中身は荒れないよう心がけて今年も一生懸命実況したいと思います!!

 

 

 

 

 

と、ここまでの結果発表で気がついた方…いらっしゃるでしょうか?

 

実は、一昨年と昨年の順位が全くおんなじ結果になりました。

 

 

 

つまり

 

穴から狙うなら若手、堅くいきたいときはベテラン。

 

 

と昨年書いた法則がシーズン通してしっかり爪痕を残したことになります。

 

 

これはただの偶然でしょうか…。

不思議ですねえ…。

 

 

今年も同じ結果になったら面白いのになあと思うと同時に、まずは実況メンバー全員が大きな怪我や病気をすることなく無事に年末までお仕事をできることを願います。

 

 

昨年はJBC3競走、ダート競馬の祭典を催す競馬場として盛り上がりを見せました金沢競馬場も、新型コロナウイルス蔓延のため、開催が行えない期間もありました。

 

我々も引き続き体調面には留意して、出張そして実況と頑張ってまいりたいと思います。

 

 

 

2022年の金沢競馬開幕は、3月13日(日)

この開催は連続3日間!待ち遠しいですね!

 

 

 

 

 

今年も金沢競馬場での出来事やヒトの魅力、そしてたまにはこういったデータ収集ものもそうですが、弊社アナウンサーの個性あふれる投稿を当ブログから発信いたしますので、ぜひご覧ください!

 

 

 

 

 

 

 

(金沢競馬場実況席に貼られている高額払戻記録表。大川アナ作成)