こんにちは!
今回は鈴木が担当します。
金沢競馬、県営第4回開催の後半戦が5月24日(日)、26日(火)に行われました。
まずは区切りの勝利から。
26日の第1レース、青柳正義騎手がスタニングビスタに騎乗し、見事圧倒的な支持に応えて勝利。
この勝利で青柳騎手は通算900勝達成!おめでとうございます!
(1レース後、引き上げてきたスタニングビスタと青柳騎手)
さて、この開催の初日には今年から重賞へと格上げになった、3歳牝馬(金沢デビュー馬限定)の重賞・ノトキリシマ賞が。
そして3日目の24日には、新設古馬重賞・利家盃と新たなる重賞競走が2つ行われた開催でした。
今回は、利家盃について振り返りたいと思います。
利家盃は来月行われる百万石賞のトライアル競走として新設された2000mの重賞。
出走馬は
①アイオブザタイガー
②フェイマスラブ
③タンクティーエー
⑤マイネルリボーン
⑥ハクサンルドルフ
⑦ティモシーブルー
⑧トウショウデュエル
⑨サウスアメリカン
⑩ファストフラッシュ
⑪メジャーシップ
⑫サノサマー
記念すべき第1回の利家盃は以上の11頭で争われました。
※④マルカンベルガーは出走取取消
昨年の金沢競馬年度代表馬、金沢スプリングカップに続き重賞連勝を狙うティモシーブルー。
転入緒戦は直線コースでリードを広げていたハクサンルドルフを猛追し、ゴール寸前で差し切るという派手な競馬を見せたサノサマー。
そして、南関東から移籍2戦はA1級で連続2着のハクサンルドルフの順で人気を集めました。
レースは、まずファストフラッシュが好ダッシュを見せてペースを握ります。ティモシーブルーも今回は好スタートでスムーズに先団へ。このグループにはタンクティーエーやサウスアメリカンそしてサノサマーと先団は固まって、後ろはバラけた展開でレースが進んでいきます。
スタート地点を過ぎて2周目に入るとペースが一気に上がっていきます。3コーナーでは各鞍上の手が盛んに動いてスタミナ勝負の様相に。この中からティモシーブルーが先に抜け出しますが、サウスアメリカンとサノサマーが追いすがり、ここにトウショウデュエルも加わって横に広がりながら最後の直線に入ります。
残り200mを切って、ここで一気にエンジンかかったのはサノサマー。前走同様、3コーナーから4コーナーで少し手ごたえが怪しいようにも見えましたが、ティモシーブルーを一気に捕らえると最後は2馬身突き放して快勝。大外枠から道中は終始外を立ち回る展開に加え、先団でレースを進めながらも上がり3Fは、39.6というこのレース2番目タイの時計でまとめたことは着差以上の内容だと思います。
最後まで踏ん張ったティモシーブルーが2着、3着には追い上げたトウショウデュエルが続きました。
記念すべき第1回利家盃、優勝はサノサマー。鞍上の米倉知騎手のコメント=
「前回はホント動かなくて、直線だけしか脚を使えなかったので、今日もそんな感じなのかなあ、すごいしんどいやろなと思いながらもなんとか勝てるといいなと思って乗っていました。
これも前回と同じで、道中は割とハミ取ってくれるんですけど、いざ行けっていうと『イヤだ』って感じであんまり動かないので、やっぱり3、4コーナーがしんどかったですね。
ただ、エンジンかかってくれると本当ホッとしますね。
(百万石賞については)
そうですね。是非とも、百万石賞も獲りたいです。
いいパフォーマンスができるように頑張ります」
勝負所で簡単には動いてくれないパートナーのレースぶりに「しんどい」と表現しながらも、ホッとしている米倉騎手の表情がとても印象的でした。
インタビューの模様は、金沢競馬のTwitterやFacebookにも投稿されていますので、そちらもご覧いただければと思います。
今年の百万石賞は来月6月23日に行われます。
一気に金沢古馬重賞戦線の主役へと躍り出たサノサマーですが、ティモシーブルー他、今回は敗れてしまったメンバーの巻き返しにも期待したいところです!
来週は開催が改まります。
開催の前半は5月31日(日)、そして6月2日(火)の2日間。
6月2日は、
いよいよ石川ダービー!!!
いよいよ石川ダービーが!!!!!
行われますよ!
(大事な事なので2回言いました…)
-登録馬は(フルゲート12頭。上位3頭は優先出走権獲得済み。以下賞金順)-
フジヤマブシ
ストロングフーヴス
キングワールド
ハイタッチガール
ハクサンアマゾネス
エムティエーレ
ドンナフォルテ
エクメディアリオン
カガノホマレ
グラムデイジー
コードジェニック
ナックライオン
トップロイヤル
シニョーラ
金沢競馬、3歳の頂上決定戦。非常に楽しみなメンバーが揃いそうです!
皆様も是非、熱戦にご期待ください!