金沢競馬、第5回開催の前半戦が終了しました。
開催初日のメインレースはB級の準重賞・湖南賞。
人気2頭の争いは、内を立ち回ったフジノナデシコがヤマカツポセイドンを下して1着。
これが鈴木長次調教師の最後の勝利でした。
鈴木長次調教師は5/20にお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りします。
(金沢競馬ホームページのお知らせは→こちら)
そして2日目には、
地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ・チャレンジステージの
第1戦・第2戦が行われました。
出場騎手は、全国の地方競馬場の成績2位のジョッキー12名。
北海道・服部茂史騎手
岩手・村上忍騎手
浦和・保園翔也騎手
船橋・張田昂騎手
大井・真島大輔騎手
川崎・町田直希騎手
金沢・中島龍也騎手
笠松・筒井勇介騎手
愛知・村上弘樹騎手(丸野勝虎騎手負傷のため変更)
兵庫・田中学騎手
高知・赤岡修次騎手
佐賀・鮫島克也騎手
(出場騎手は→こちら)
6R終了後には出場騎手紹介式が行われました。
(服部茂史騎手は交通トラブルのため到着が遅れ、紹介式不参加)
9R(1500m)と10R(1900m)で熱戦が繰り広げられました。
2戦の着順によるポイントで、上位2名が
6月2日に盛岡競馬場で行われるファーストステージへ進出します。
9Rは赤岡修次騎手騎乗のマヤノガルネリが混戦を制して1着。
2着は村上忍騎手のヤマチョウタンゴ、3着に服部茂史騎手のオーミティグリスが入りました。
(→結果)
9R終了直後に何人かのジョッキーにお話を伺いました。
9R
3着服部茂史騎手(オーミティグリス)
好スタートを切ってくれました。僕はただ乗ってただけです。
最後止まってしまったのは、休み明けの分かな。
2着村上忍騎手(ヤマチョウタンゴ)
終いはしっかり伸びてくれた。
スタートでトモを滑らせてしまって…あの出遅れがなければ。
4着筒井勇介騎手(センノギモーヴ)
直線でステッキを落としてしまった。
あれがなければ3着があったかも。
1着赤岡修次騎手(マヤノガルネリ)
内ラチを開けて走る競馬場の乗り方、心得てますから!
でも、勝つとは思ってなかった。
2戦目の10Rは混戦の中から、直線内を突いた真島大輔騎手騎乗のハルヲヨブオンナが1着。
道中最後方から追い込んだ町田直希騎手のベルウッドデナリが2着。
3着は地元中島龍也騎手のエイシンリンリンが入りました。
(→結果)
真島騎手にお話を伺うと、
内しか行くところがなくてあの(直線内を突く)形になりました。
そうしたら良く伸びてくれました。
このステージにリラックスして臨めたのが
いい結果につながったのかもしれないね。
と話してくれました。
このレース6着だった赤岡修次騎手(ディアグリスター)
大外枠が厳しかった。
道中いろいろやってみたけど、折り合いが難しかった。
距離も合わなかったかもしれない。
この2レースの結果、
38ポイントで並んだ真島大輔騎手と赤岡修次騎手が盛岡競馬場への切符を手にしました。
(規定により、2戦目の着順が上位だった真島大輔騎手が1位通過)
真島騎手と赤岡騎手は、
1つのレースは人気薄の馬で1着、もう1つのレースは人気の馬で6着
というパターンでどちらも38ポイントを獲得しました。
「騎手レースってそんなもんですよ」と赤岡騎手。
表彰式は、赤岡騎手が急いで競馬場を離れなくてはいけないということで、真島騎手のみが出席して行われました。
次は4戦のチャレンジステージ本戦になります。
「いかに着を拾ってポイントを稼ぐか?が大事」と赤岡騎手。
ワールドスーパージョッキーズに2回行ってますから!
戦い方知ってますよ、という感じで
赤岡騎手には秘策がありそうでした。
ジョッキー戦は配当的には難しくなりますが、
いつもとは違う意外な展開が見られて盛り上がりますね。
金沢競馬場での大熱戦、皆さん堪能していただけたでしょうか?
開催後半戦は
5/26・28の二日間の開催です。
26日は本場開催と日本ダービーの馬券発売に合わせて、
様々なイベントが行われますので、たくさんのご来場をお待ちしております。
(金沢競馬場HPのお知らせは→こちら)