金沢競馬、県営第3回の開催が終了しました。
今開催はたくさんのご来場・ご観戦をいただきまして本当にありがとうございます。
5月5日は入場無料でしたが
、8200人余りのファンの皆様が金沢競馬に来てくださいました。
11月のJBCはもっと多くの人が来場されるのを期待しております。
さて、北日本新聞杯と北國王冠が終わって、次の重賞は6月16日の百万石賞。
金沢競馬には北國王冠や百万石賞のような重賞レース、
B級や2歳上級馬による選抜レース、
普段から行われる特別レースと一般レースがあります。
一般レースにはファンの皆様などから協賛をいただく冠レースも行われます。
中でも特別レースには、
石川県内各地のお祭りやイベントの名称がつけられ、PRにも一役買っています。
かつては「ダイヤモンド」「ルビー」など宝石の名前や、
「シリウス」など星座の名前が特別レースには付けられていましたね。
我々実況アナウンサーも、資料をいただいて
本馬場入場の際に、レースタイトルの由来を紹介することがあります。
そのおかげで、県内各所やイベントの時期をだいぶ覚えられるようになってきました。
今開催行われたレースタイトルを一つご紹介すると、
「千枚田田植え特別」
5月12日、輪島市白米町にある
国指定文化財名勝「白米(しろよね)の千枚田」の田植えが行われます。
田植えはオーナー会員やボランティアによる手作業です。
当日は参加自由で、田植えの後は千枚田のお米で作ったおにぎりや、
地元食材を使った鍋が振舞われます。ぜひ足を運んでみてください。
こういった形でご紹介しています。
春夏秋冬、季節を感じるイベントが石川県内各地で行われています。
夏は県内各地の「キリコ祭り」がレースタイトルにつけられます。
あちこちで個性的なお祭りが行われていることがわかります。
そういえば、僕は競馬を覚え始めたばかりの頃、
特別レース名につけられた花の名前や宝石の名前、
あるいは昔の季節の呼び名や地名を覚えていったのを思い出します。
金沢競馬のレースタイトルで目にした
イベントや名所旧跡に足を運んでみるのも面白いかもしれませんよ。