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どこまでもパンダリズム

パンダデザインで日本のローカル広告を征服する!
の予定が、保育園、焼肉店と、さまざまな誘惑が。
ただひとついえること、起業は面白い!

何人ものスタッフが会社を通り過ぎて行ったけど、人を宝と思ったのは彼がはじめてだった。


会社にいる頃の彼は礼儀正しく、身の周りの整理を欠かさない男だった。


グラフィックデザイナーなのだが、とにかく仕事が早く、仕事が早い分、力を入れるととんでもないレベルのものを仕上げてくる。


ある時期から、うちの会社が急激に伸びたのも彼がいたからだ。


しかし、力のあるデザイナーは独立に向け転職していく。さらに上に進む彼を止めることなどできなかった。



いつでも帰ってきてくれ。



そんな言葉で見送ったのは、後にも先にも彼ひとり。


その彼が一年ぶりに会社に現れた。


新聞に折り込まれた焼肉店のちらしを見て、新事業の開業を知り、お祝いを包んできたのだ。


もちろん断った。


ただの社交辞令ではない。


彼の家は決して裕福ではない。親の商売失敗で多額の借金がある。そんな事情を知っていて、現金を受け取れるわけがない。


しかし、何度断っても、世話になったからと頑として動かない。



妻も、あなた受け取ったら絶対ダメよ。



お中元、お歳暮、年賀状を欠かさない男だったけど、断ってもまたなのかよ!


30すぎでそんな律儀なやつはいないよ!

ちょっとした押し問答の末、思わず僕は泣き出してしまった。


懐かしさと、人の義理と、この人財を失った喪失感と、とても複雑な涙だった。


お祝いは受け取らなかったけど、彼の気持ちが最高の祝いとなった。



人は、大事にしなければならないとつくづく思った。


大事にしていれば、またこんな感動が味わえるかもしれない。


仕事の醍醐味というのは、金ではないんだよね。


お客様、スタッフ、業者、その繋がり。そして、喜びをわかち合える感動。


明日から、またいい仕事をしよう!

焼肉店の前オーナー時代、食○ログに心ないカキコミが複数あり、それが目の上のタンコブ!


うちの経営になる前のカキコミで、明らかに嘘や大げさまじりのクレーム。


負の遺産も受け継ぐのかと、サイト管理者に陳情したところ、意外と冷やかな対応。


よく考えたら、この前広告掲載の契約を結んだばかり。スポンサーだぞ!と思ったが、あえてそこは出さずに、窓口の人と戦ってみた。


全てを削除させるために、3度のメール。


2度目のメールあたりで怒りが頂点に達し、最後は訴訟を起こすつもりだった。


3度目にサイトの危険性と企業の倫理を語り、それについて意見を求めたところ、何も応えず謝罪し、こちらの要請に応ずる形で終了。




最後は意外とあっけなかった




途中でスポンサーだとわかったのか、僕のしつこさに折れたのか。



今回のことで、口コミサイトの本質は実に危険だと気付いた。強力なイメージ操作ツールだ。

電話番号やメールを複数使い、アカウントを多数確保すれば、地域NO1店の誕生!現実を捻じ曲げることができる。


逆に嘘をならべて、ライバル店のイメージを悪くすることもできる。


昔、マスコミが震災中に森総理がゴルフをしていたと、その事実もないのに季節はずれのゴルフのVを流し、現実が捻じ曲げられたことがある。


怖いな。


サイトは怖い。



飲食店のみなさん、悪口ログは消せます!

焼肉店のホール初体験!


突然、ランチのパートの子が来れないと連絡。


ハンディの使い方もよく知らず、現場にぶっつけで入った。


10年前にレストランのホールを経験したことはあるが、焼肉店は初だった。


箸がない。スプーンがない。


オペレーションを知ってはいるが、いざ自分がやると完璧にいかない。


なんとか、営業で培った愛嬌でごまかす。


全てのテーブルの状況を探り、次にとるべき動作を頭に入れておく。


なんか、感がもどってきたか?


しかし、それも3テーブルまで、5テーブルになったら頭が混乱。




ちょっと、もうお客さん来なくていいかな…




恐怖を感じ始める。


満席になると、駐車場がないとか、待ちのお客様とかが出始める。


出るお客様と入るお客様が同時に連発すると、より頭が混乱する。





パニック!




いかん、このくらいで余裕をなくしては、部下に示しがつかない。





楽勝!




開き直る。


すると、笑顔と声掛けがスムーズにできるように。


客が引き始め、一段落のところで、バイトリーダーが登場。





○○くんが来んけん、俺がえらいテンパったやろーが!




心からの叫びにスタッフが爆笑。


クレームも出ず、なんとか無事に終わった。


スタッフウェアを脱ぎ棄て、すぐに看板依頼のクライアントのところへ。


お客さんと焼肉話で盛り上がる。






なんか充実の日々。





ただ、2か月以上休んでいない。


ライフワークの広告業は例年の3割増しの状況で、デザイン外注先もふさがっている。


お客さんを待たせて待たせて、それを解消するのに大変な状況。


多角経営というのは、身を削っても中途半端になるところがある。


今は、とにかく経営を任せられるスタッフがほしい。





しかし、本日のホール接客は、いい刺激になった。


そこにお客様がいるから、頑張る!





明日も頑張ろう!