とんかつ二条と吉原と蔦屋重三郎のよくわからない関係 | 二条マスターの料理と音楽と仲間(5)

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とんかつ二条マスターのちょっとためになる話

今年の江戸川花火大会は凄かったみたいですね。詳しくは分かりませんがギネスに登録されたとか。


毎年二条ではその日にカツサンドを作って販売していますが、今年は本当にたくさんの注文をいたたきました。昨年の倍ですかね。


そんなこともあってその日のお昼は臨時休業にし、長女夫婦に手伝ってもらってやっと間に合わせることができました。


ご注文いただいた方で、このブログを見てくださってる方おられますかね。


ほんとに有り難いです。





さて今日はNHK大河ドラマ「べらぼう」について少し書いてみたいと思います。


このお話は江戸中期のお話ですね。

幕府の苦悩と吉原の話が同時進行で進んで行きますので、このドラマを理解するには歴史を少しかじってないと難しいような気がします。


徳川家康は直系が途切れた時のために沢山いるお子さんのうち、末っ子から3人の男子を御三家として創設しましたが、8代将軍吉宗もまた似たようなことをしたんですね。


せっかく回ってきた将軍職だから、今後は自分の家系で将軍職を繋ごうと、息子2人と孫で御三家ならぬ御三卿(きょう)を創設したわけです。息子2人はそれぞれ、田安家、一橋家、孫は清水家なんですが、特に田安家と一橋家で暗殺だのなんだのとドタバタやるわけです。



同時進行の吉原ですが、私は吉原にはお世話になったことはありませんが💦、瑞江に移転する前、元吉原だった日本橋人形町で5年間お店をやってましたので、なんか繋がりを感じますよね。


江戸幕府が外国と交易をする際に、江戸城の直ぐ側に吉原みたいな風俗街があるとまずかろうということで、明暦の大火を期に江戸のはずれだった浅草の方に吉原を移転させたわけですが、その吉原で数々の絵描きを育てプロデュースする蔦屋重三郎はほんとに魅力ありますよね。

またその蔦屋重三郎を演じる横浜流星もほんとにカッコいいです。


ドタバタ劇のあと結局最後は一橋家がそのあと将軍を出します。

ドラマでどのように脚色されるか分かりませんが、次の将軍の10代目徳川家斉(なり)がまた凄い人で、子供を50人以上こしらえるわ、幕府の財政をめちゃくちゃにするわで大変なことになりますからね(笑)


まああんまり喋るといけませんので、今後の展開を楽しみにしましょう。



最後に絵の話です。

私もね、最近は鉛筆絵にハマってて、アイデアがガンガン湧いてくるんですよ。


7月は3枚描きました。


【茅葺き屋根と風車のある風景】

【天空の恋】

これは彼女をアップにしていますが
【熱帯のフラダンス】

こんな感じ。



もう次の構想が出来てますので、こちらも楽しみにお待ち下さい。


このところほんとに暑いですが、暑いときこそとんかつですよ!


蔦屋重三郎は最後は脚気で亡くなりますが、その時代にとんかつがあれば彼はもう少し長生きてきたかもしれません。

脚気は豚肉に多く含まれるビタミンB群不足で起こる病気ですからね。


皆さんもぜひ二条へいらしてください。


ということで、今回はおしまいです。


とんかつ二条ホームページ