せっかくの連休だからということで、今まで行ったことのない東京の名所に行こうとネットで検索。
家内が調布の深大寺(じんだいじ)なんかどう?と。
深大寺かぁ、いいねえ、じゃ行ってみよう!
ということで行ってきました。

ここは天台宗のお寺でした。
天台宗というと最澄ゆかりの宗派。
私に最澄と空海の話をさせたら止まりませんからね(笑)
誰が聞いてくれる人いません?
ま、二人とも平安時代に桓武天皇に「行って習ってこい!」と言われ遣唐使として唐に渡ったわけですけどね。
その後、最澄は天台宗として比叡山に延暦寺を開き、後の鎌倉仏教になる法然の浄土宗、親鸞の浄土真宗や、日蓮の日蓮宗。禅宗である栄西の臨済宗や道元の曹洞宗などに枝分かれしていくわけです。
一方空海は真言宗。高野山に金剛峯寺(こんごうぶじ)を開き密教を極めることになるわけですが、現在の香川生まれということもあり、じゃその前に生まれ育った四国を巡ってみようと回ったところが現在のお遍路巡りになってるわけですね。
弘法大師という名は、その功績を称えて後に醍醐天皇より授かったものです。
今日はこれくらいにして、いつかまた詳しく書いてみたいと思います。
話を戻して、その天台宗、深大寺ですが、小高い山の上にありましてとても風情がありましたね。
水車もありました。
またこの辺りは蕎麦屋がたくさんありまして、たまたま入ったお店で、せっかくだからと一番高価な天ぷら蕎麦を注文しました。

出しが効いててうまかった。
あそう、長女がこの近くに住んでいて、誘ってみたら付き合ってくれるというので一緒に行きました。孫も一緒です。
最後に手を合わせ、釈迦如来に色々お願いをしてきました。内容はナイショ😁
話は変わりますが、今日、次女のクルマに乗り揺られていると、中島みゆきの「時代」が頭の中でずっと流れてて凄いことに気がついたんです。
歌詞の「♪まわるまわるよ 時代はまわる 〜
喜び悲しみ繰り返し…」
ってあるでしょ。
これってもしかしたら、この世に常はなく、どんどん変化していくという、仏教で言う「諸行無常」のことじゃん!って。
また、「♪今日は別れた旅人たちも 生まれ変わって巡り合うよ〜」ってあるでしょ。
ここは人は何度でも生まれ変わるという、仏教やヒンドゥー教で言う「輪廻転生」のことじゃん!って。
そうか、これは仏教の要素の入った曲だったんだと、発売から半世紀前経って変に納得した私でありました。
ほんとのところは分かりませんが、もしそうだとしたら深い曲ですね~
ということで今回はおしまいにしたいと思います。いつも読んで頂きありがとうございます。
明日19日は落語会のため夜は貸切営業となります。