二条マスターの料理と音楽と仲間(5)

二条マスターの料理と音楽と仲間(5)

とんかつ二条マスターのちょっとためになる話

とんかつ二条マスター古藤明博の、料理と音楽と仲間について語るブログです。

 私がテレビを観るのは朝のほんの少しの時間だけですが、その中で少し気になる話題がありましたので、今日はそのネタでいきたいと思います。


その話題とは年金ですね。

年金というと若い方には遠い世界の話かもしれませんが、私のようなもうすぐその年齢になる者にとってはとても関心のある話なんですよね。


その年金ですが、

 受給するには二十歳から合計40年、約800万円支払うことで65歳から満額受給できます。

(支払い期間が足りない方も大丈夫。

60歳を過ぎたとしても追加で払えますから)


但しこれは基礎年金(国民年金)でありまして、お勤めされている方はこれに厚生年金が加算されます。


厚生年金は場合によっては障害年金や遺族年金という税のかからない年金も受給出来るというわけで、ほんとにいいですよね。


私のような自営業者、いわゆる第1号被保険者は基礎年金だけですので、第2号被保険者(厚生年金加入者)の方がホントに羨ましいです。第2号の方はなんたって国民年金・厚生年金の二階建てですからね。


年金はご存知のようにちょっと前までは55歳から支給されてましたが、それが60歳になり、今では65歳ですよ。

近い将来70歳になるのは間違いありませんね。


さあその年金受給ですが、実は希望すれば60歳からでも受給できます。(繰り上げ受給)

但し、0.4%マイナスされた年金が一生続くだけでなく、後々いろんなデメリットがありますのでよ〜く検討する必要がありますね。


また繰り上げ受給に対して、受取り年齢を遅くすることを繰り下げ受給といいます。これは受給を遅くした分、増額されるというのが最大のメリットとなります。


ただ、その間に亡くなってしまう場合もありますよね。そんな場合は諦めてください(笑)

というのはウソで、亡くなったご主人に代わって奥様が受け取る事も出来ます。

但しもらえるのは遡って5年分だけ。しかも繰り下げ中の増額分は加算されないんだな。

でも丸々損をするわけではありませんので、それはそれで嬉しい計らいですよね。


またそれとは別に繰り下げることによって加給年金を十分にもらい損ねることもあります。(ここの説明はややこしいので省略します😅)


加給年金とは、ご主人が65歳になったとき、奥様が65歳になるまで最大で毎年約40万円もらえるという家族手当みたいな年金で、例えば年齢差が10歳ある夫婦なら10年間分、合計400万円もらえるという凄いもの。

但し厚生年金加入者だけですからね。


まあいづれにしても、いつもらったほうがいいのか難しいですね〜


まあ、普通に65歳から受給するのがいいのかなぁ…

例えば70歳受給にすると、65歳からもらってる人に追いつくのは82歳くらいですからね。

果たしてその時まで生きてるやら…

特に男性はね。


まあそんなわけで、今回は大雑把に書いてみましたが、ほんとはもっと細かいですからね。


また今年2024年に年金が改正されますが、新しい情報を持っていませんので今回は最新の情報ではないことをご理解ください😅


さあ、ここまではのほほんと書いてみましたが、これからは年金受給の条件が更に厳しくなります。


年金の制度が昭和の初めにできたということもあって時代にそぐわなくなってきているからです。

特に女性には厳しくなります。

厚生年金や社会保険も凄いことになります。

遺族年金にもメスが入ります。

加給年金にもメスが入ります。


パートタイムの主婦(第3号被保険者)の年収106万円の壁や130万円の壁にもメスが入ります。


中小企業の社長さんも厚生年金受給者が増えることにより死活問題となるでしょう。


こわいですね、こわいですね〜

でもすぐにではなくて、時間をかけて変更されますからそんなに怖がることはないかなと思いますけどね。


変更される可能性のある内容についてはまた次回にでも解説したいと思います。