「吉野川」

 

今年の4月に、大阪国立文楽劇場で「妹背山婦女庭訓」を、昼夜通しで見てきました。

「妹山背山の段」がとても美しく感動的でした。

歌舞伎で玉三郎・吉右衛門・菊之助・染五郎の配役となると、

見ないわけにはいきません。

 

文楽では、舞台中央の吉野川の流れをはさんで、上手が背山=大判事清澄の館、下手が妹山=定高の館が配されていました。

 

 

舞台全体を見渡したいと思い、8月に2階席最前列を購入。

その後「徹子の部屋」で、この演目は歌舞伎では両側に花道があることを知りました。

2階席からは花道が半分以上見えないので、これは席選びに失敗したと

後悔していました。

 

私は背が低いので、前に男性の方が座られたらアウト!

良席とされている「とちり」真ん中席は怖くて買えません。

で、選んだ席なのですが・・・・

 

でも杞憂でした。

もちろん花道からの出は見えませんが、役者は花道七三の場所で演技してくれて

ばっちりでした。

 

 

菊之助の美しさ、染五郎の凛々しさ、玉三郎・吉右衛門の重厚な演技。

我が子をこの手にかけなければならない親の辛い心が伝わり、

涙があふれました。

 

大満足でした。