音楽を聴くのは楽しい♪一方、勝手にだけど、イメージしたものと違うと微妙な心持ちに・・・
1974年にスタートした、ジャズのまち宇都宮の核となる名物イベント
初めて見て来た。今まで秋の音楽イベントは、あの定禅寺ジャズフェスだったので、勝手ながら街が一体となるイメージで思っていたのだが・・・
ステージはオリオンスクエアと、オリオン通り曲師町イベント広場の2つ。見慣れていたモノがモノなので、規模は小さく、街との一体感は希薄な印象。そもそも、定禅寺ジャズフェスとはスタンスが違うのか?
オリオンスクエアでは、盛り上げるためか、ジャズ検定のようなものもやっていた。
僕も妻もお目当てはビッグバンド。もちろんジャズコンポもいいが、吹奏楽部出身の妻はビッグバンドにフォーカスしているようだ。(何せ宇都宮に知り合いがいないので・・・宇都宮でお気楽吹奏楽をやっている方、妻を誘ってやって下さい・笑)
ギャラリーはそれなりに集まっており、皆さん思い思いに楽しんでいらっしゃったね。
曲師町の方を覗いてみると、かなり簡素なステージ(あせ)。
定禅寺ジャズフェスは、開催は9月の残暑。演奏ジャンルが多種に渡り、ジャズは自由の精神の意味合いが強いのに対し、ミヤの方は、開催が10月下旬と鑑賞には最適な気候。そしてジャズに特化しているのが特徴。普通のJ-POPもジャズ調にアレンジされ、さすが世界のナベサダの地元、この街にはジャズがすっかり根付いているのが分かる。
50年近い歴史もあるからか、セミプロのような方が多く、プレイヤーはベテラン中心。若さや華やかさよりも、シブくて重厚感が溢れ、自動的に演奏レベルは高く、安心して聴いていられる。これまでに無かった新たな魅力を発見した気が・・・
個人的には、会場を増やせばもっと素敵になるのにと思ったね。例えば、東武馬車道通り、まちかど広場、城址公園、県庁前広場、バンバ通り、二荒山神社前、宮の橋、トナリエ前、宇都宮駅西口ペディストリアンデッキ、東口宇都宮テラス前・・・先の2つを合わせれば12か所、これだけでも街との一体感が出来て来ると思うが、まあ・・・事情を知らないで自由に言っているだけなので。。。
今回はジャズのまちとイベントの歴史に敬意を表してGⅠにしたが、実際に見た限り、来年は格付け見直しの対象になりそうだ(笑)。(特に何の権威も無いので、一切気にする必要無し)
ビッグバンド好きとしては、来年以降も見たいイベントなのは確かである。