蓋を開けてみると、いったいったの前残りに・・・(苦笑)。6頭立ての少頭数だから普通は荒れないんだけどなあ・・・僕に言わせれば何と言う結果!・・・だね。。。
南部駒賞【M1】を制したのは・・・
エイシンケプラー(道営)
(※画像は岩手競馬公式サイトより)
岩手にウワサの大物が出たって評判のフジラプンツェルは、誰もが驚いたド惨敗・・・一体どうしちゃった?(※レース結果はこちら・・・。)
<推奨馬レース分析>
◎フジラプンツェル(4着):いつもと違い、スタートからの行きっぷりが悪い3番手。道中も走りずらそうで、3コーナーから上がるも既に一杯。余力が無く失速した。状態かメンタルか?
○エイシンケプラー(道営・優勝):出っ歯が良く、ポンとハナに立ち、後はマイペースで逃げ、少頭数なのも幸いして、まんまと逃げ切り。先行力が本物かは多頭数のレースで証明される。
「スピードはあるが、現状は気性にちょっと課題がある。本当はもっと速いペースで地力勝負に持ち込みたかったがフワフワして。最後はちょっとヒヤッとしたけど、勝てたっていう事が嬉しくてガッツポーズが出た。2歳で坂路でこれだけのタイムを出せる馬はそうそういないと思う。脚力は本当に凄いが、競馬で見せてくれないのがもどかしい。課題は多いが勝つ事ができたので、あとは成長してくれれば。重賞勝ちのライバルにも負けないものがあると思っているので、あとはメンタルだけ」(道営・山本咲希到騎手)
「まだ幼い所があり、これまではレースを途中で止めるような時もあった。前走の1600m戦でよく踏ん張ってくれたから距離は大丈夫だろう、盛岡もワンターンのコースだから力を出してくれるのでは・・・と思っての遠征だった。調教では良い時計を出してきた。実戦で力を出し切ってくれれば能力はかなりのものがある馬だと思っている。次戦は、馬の疲れをみながらだがジュニアグランプリを考えている」(道営・松本隆宏調教師)
▲ネオシエル(佐賀・3着):道中4番手で追走も、フジラプンツェルの失速で、位置取りが入れ替わっただけな感。
売得金:1億7,851万0,400円
こんな寂しい頭数でも、結構売れたねえ・・・(苦笑)。
優勝したエイシンケプラーは、父エイシンヒカリ、母の父Unbridled's Songの血統。これで通算3勝目、重賞は初制覇。決して出世街道を歩んでいたタイプではないけど、陣営のコメントでも分かる通り、期待の大きさが伝わって来る。僕的にはもう少し距離が延びても大丈夫かなと・・・今後も注目したい。
一方断トツの1番人気だった、フジラプンツェルの想定外な惨敗に、レース動画を見ていた僕は絶句・・・(黙)。どうしちゃったんだろう?立て直してもらって、リベンジを期待!!
結局、上位を遠征勢で占め、地元・岩手2歳陣のレベルには疑問符が付いた格好・・・。もうちょい頑張ってもらいたいな。