台風の影響で、馬場状態が悪化し、芝からダートへ変更された若駒賞【M2】、ゴール前の激戦を制したのは・・・
ケープライト
(※画像は岩手競馬公式サイトより)
出走馬2頭が取り消しのアクシデントで9頭立てになったが、うち8頭が牝馬で一瞬12月のプリンセスカップ【M2】が前倒ししたのかと・・・(笑)。(※レース結果はこちら・・・。)
<推奨馬レース分析>
◎レジーナ(9着)
道中シンガリ、9頭一団だったが、3コーナーから徐々に差が広がり、追走がやっとで、全くレースにならなかった感。芝からダート変更したのも影響したか。
○ケープライト(優勝)
団子状態の中、中団をキープ。3コーナー付近から仕掛け、4コーナーで逃げたフユノソラを射程圏内に。意外とシブとく、ゴール直前で何とか差し切った。スロー、内から外に出したのが功を奏した。
『砂を被らせる競馬をやってみたが、問題なかった。スタートが速ければ行っても良かったし、周りが行くなら行ってもいいと思っていた。3、4番手イン追走は想定内の位置。スローの流れで、脚を貯めることができたのも好走要因。今日は内が重い傾向なので外に出したかった。それも勝因』(山本聡哉騎手)
『ダート変更になったが、芝を使ってみたかったのが本音。一度、芝で敗れているが、違う結果を見たかったというのが正直なところ。ジョッキーがうまく乗ってくれたし、これだけ仕上げてくれたスタッフのおかげ。今後はジュニアグランプリが最大目標と考えている』(佐藤浩一調教師)
▲イイヒニナル(熱発で出走取消)
△ペルトラン(6着)
一団となった道中、3~4番手と位置取りは悪く無かったが、最後が伸びなかった。
売得金:4,138万4,500円
優勝したケープライトは、父ジャスタウェイ、母の父アドマイヤコジーンと芝は当然だけど、ダートも対応出来る血統。重賞は初制覇、これで通算成績が5戦3勝2着2回と連対率100%をキープしているね。
現時点で、岩手2歳No.1はフジラプンツッェル、これは衆目の一致するところだけど、この馬を含めて牝馬上位なのが現状。そろそろ力のある有力牡馬が登場して欲しいなあ。。。