7日(日)盛岡11R【M1】日刊スポーツ杯第36回ひまわり賞[オークス](ワールドエース賞)(3歳牝馬オープン ダート1800m 1着賞金500万円 12頭立て 発走予定時間18時15分)
Horse&Hope 駆け抜けたその先に 2022岩手競馬
<見解>
太陽へ顔を向けて微笑む、ひまわりの如く・・・岩手3歳三冠第二弾はひまわり賞。今年はフルゲート12頭が参戦、夏の3歳女王はどの馬に輝くか?楽しみは尽きない。特に注意したいのは、転入馬の重賞実績比較。既存勢力にも抜けた存在がおらず、総じて混戦レースになりそうだ。
◎アップテンベスト
東海から久々に復帰。愛知へ移籍後は梅桜賞、スプリングカップの2重賞を制覇。ただ東海クイーンカップ、駿蹄賞は全くいいところが無く、状態に不安を抱えながらの復帰初戦だが、重賞実績と状態が上向けばの期待。
○ボサノヴァ
安定した成績がこの馬の持ち味。重賞は7戦1勝2着3回3着3回と実績的には上位な存在。勝ち切れないところが歯がゆく感じるが、大崩れしないタイプなら、当然計算は成り立つ。アッサリのシーンも考えたい。
▲カクテルライト
苦戦が続いていたが、前走ウイナーカップ優勝で、ビギナーズカップ、若駒賞に続き重賞3勝目。これで復活を遂げたと考えるのは早計か当然か?見方分かれる。血統的に距離は課題だが、総合力でどこまでやれるか。
△マルルットゥ
トータルとして悪い成績で無いのは分かるが、どうもビッグレースで勝ち切れない。今回も掲示板には食い込めそうなメンバー相手になるが、評価上位には狙いにくい。但し、警戒は必要になるだろう。
×レディジャン
ここまでキャリアは僅か5戦、道営でのデビュー戦こそ2着だったが、岩手入り後は4戦4勝の好内容。重賞初挑戦となるが、上がり馬は負けるまで追えが鉄則。相手は強いが、勢いでどこまでやれるか。
■自信度:F(※A~Zの段階)
■推定ペース:S~M
■推定タイム:1.52.前半~57.後半
<レース紹介:ひまわり賞[オークス]>
1987年、4歳牝馬チャンピオンシップひまわり賞として創設された重賞競走。別名岩手オークス。2000年から東日本地区交流競走、2002年のみ東日本・九州地区交流競走、2003~2009年は地方全国交流競走として施行。2016年には岩手競馬グレード導入でM1に格付けされ、2020年からOROオータムティアラの創設で、春の留守杯日高賞を含み、岩手3歳牝馬三冠路線が整備され、距離が1800mに短縮された。