最近、大御所級の浅草芸人達の訃報が続くなあ。。。
昨年末、僕が好きな昭和のいる・こいるのこいる師匠が旅立ち(北区で経営する『スナックもしもし』は閉店したかな?)、今月頭にはWモアモアの東城しん師匠も後を追って逝った。そして・・・
松鶴家千とせ師匠
(※画像はyahoo!画像より)
若い人は知らないでしょ?とは言っても、僕も師匠の全盛期は殆ど知らないなあ(苦笑)。だが、歴史に残る流行語を後世に遺し、星の数程いる芸人の中でもレジェンド的な存在だった認識はあるよ。
イエ~イ!わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ
客を突き放すこのフレーズは当時としてはセンセーショナルでロック!あごひげとアフロ(カツラです)のビジュアルで、福島訛り(南相馬出身)で訥々言うギャップがカッコ良く見えた。ただ、面白いかどうかは、賛否分かれるかと・・・(あせ)。
ムダな記憶力を手繰り寄せると、テレビでは笑点(日テレ、今も続いている)、大正テレビ寄席(テレ朝、当時はNET)、ラジオだと真打ち競演(NHK)、らんまんラジオ寄席(TBSラジオ)等に出演していた印象がある。そうそう、北京冬季オリンピック開催中だから、演芸番組でやっていたネタを思い出した。
中国で骨折したんだって?
ペッキン!(北京)
わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ~(お約束)
師匠は、後進の育成に力を注いでいて、最もブレイクした弟子がツービート(たけし師匠は弟子を否定しているけど・・・)だったりする。他、松鶴家一門が沢山いるが、よく分からん・・・後はザビエル鈴木しか知らないねえ(笑)。
結構前だけど浅草の雷門通りから少し北側の路地にあるタイガー餃子の前で師匠とお弟子さんが歩く姿を見掛けた。演芸場に行く途中か帰りか分からないけど、穏やかな表情をされていたのが印象に残る。
シャバダバダディ〜!、イェ~イ!。俺が昔、夕焼けだった頃、弟は小焼けで、父さんは胸やけで、母さんは霜やけだった
わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ~
沢山アップされている動画を見て頂くと、48年前当時の最先端ギャグを体感出来るかと・・・(文字だと分からないもんね)
享年84歳・・・心より合掌。。。