どこまでもケチが付く・・・TOKYO2020って本当はやるべきじゃないんだろうな。。。
一連の小山田圭吾さんの騒動について・・・僕も言わせてもらおうか。
小山田圭吾さん
(※画像はyahoo!画像より)
僕が小山田さんに関して言いたいのは唯一点。
そんな過去があるのに、この仕事をナゼ引き受けた?
明らかに想像力に欠けているし、心底悪い事だと思っていないのではないか?自分で相応しくないと思っているなら、この仕事は受けないだろう。この事実自体は当事者の問題、彼等の間で解決しているなら話は別だが、この問題が起きてから、取ってつけたように直接謝罪したいと仰っているのを考えると、認識がずっと同じだったと思わざる得ない。
誰にでも失敗の過去はある。過去の過ちを引っ張り出すのは良くないと言う人がいる。それも一理あるけど、彼がやった事はずっと消えないし、一般論だが、加害者は覚えていないが、被害者は覚えているものなんだよね・・・。後は彼がどう考えるか?どう向き合うか?
問題の発端となった、27年前の雑誌に掲載されたインタビュー記事。僕も読んだが、読むに堪えない内容で不快以外の何者でも無かった。いじめの内容がおぞましく、彼が直接手を下さず、アイデアを他の人達に吹き込み、いじめる様子を見ていた等の記述には、卑怯でクズ以下だなと・・・(怒)。
衝撃を受けたのは、凄惨ないじめを面白おかしく、武勇伝の如く、思い出の一つのように語っている点。マトモな神経とは到底思えず、そんな人の痛みも分からない者が、大衆に支持される音楽を生み出す。ガチで気持ちが悪いよ。。。
雑誌を発行する版元、あなた達も問題だ。
社会へ与える影響を全く考えない想像力の欠如、インタビュアーをした担当者(現・編集長)と当時の編集長のレベルの低さにビックリした。僕も版元にいたから分かるけど、あの頃はコンプライアンスと言う言葉も無いし、今よりコードが緩かった時代。その分、編集者達の質は高く、プロフェッショナルが多かった。
僕が担当ならば、このインタビューは掲載出来ないと判断し、違うテーマに話を変える。もし、編集長ならば校了前に記事の全面差し替えを指示し、掲載する事は無い。こんな酷いインタビュー記事にGOサインを出したら、編集者の資質が問われるし・・・。
しかし、当時の版元はインタビュー内容をこう表現していた。
残酷だけど笑っちゃう
結果として、インタビューする方、される方、責任者皆が程度が低かったと言う事、完全アウトだよ。
トリは組織委、アナタ達職務怠慢だよな。。。全くお話にならない。
選定の際、ナゼ詳しく人物を調べなかったのか?
答えられる人がどの位いるのか?国家レベルのプロジェクトである以上、慎重に見極めてオファーしないといけないんだよ。組織委の能力に疑問が残ってしまったね。。。
ここまで読み返すと、ピリ辛な苦言になってしまったが、こうなったのは残念としか言えない。ただ、小山田さんの人格や音楽を否定するものではないのは当然で、あくまでも彼の過去の行いから、今回の仕事は相応しく無かったのになんで受けたの?が一番肝になるところで、過去のいじめ云々は別の話として論じられるべきだと僕は思ふけどな。
小山田さんには相応しく無い仕事。彼は続投意志のようだが、世間の見る目はとても厳しい。よく分からないが、政府はこれ以上のダメージが無いよう、更迭に動く可能性があるのではないか?その前に、今後のためにも今は身を引いて頂きたい。
TOKYO2020、まだまだ困難と混乱は続く!?