もはや断末魔、TOKYO2020から見える日本の無力さ。 | 暫定・綴れば愉快だ宇都宮 熱視線blog(旧・せんだい熱視線 ジミ都市blog)

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日本を含め、世界的にも猛威を振るう新型コロナウイルス。日本の感染者数は公称に過ぎず、実数は約1万人とか約100万人いると指摘する人もいて、全く分からない。何が正しくて何が間違っているのか・・・

 

ここ何日かの動きを見る限り、予定通り開催出来ると思っている人はいないのでは?

 

TOKYO2020

(※画像は全て yahoo!画像より)

IOCや日本は予定通り開催する!と火消しに躍起だが、これが返って怪しく思ってしまう・・・。余程の奇跡が起きない限り、新型コロナウイルスが1~2ヶ月程度で世界的に終息するのは絶望的。分かっているのに、誰も断末魔に関わろうとしない・・・無責任だよなあ。。。

 

現実的に、中止延期しか選択肢は残っていないだろう。誰も言いだしっぺになりたくないのか、安倍首相も橋本五輪相も、森組織委会長、山下JOC会長・・・最も決定権があるIOCのバッハ会長も・・・これがまさにリーダー不在(呆)。(政治がもっとしっかりしないとダメでしょ)

 

そのバッハ会長も、予定通り開催すると言いながら、WHOの勧告に従うとか、状況は刻々変わるから見守るとか、とにかくブレまくるし、リスクヘッジなのか保身に走っている印象がある。今後も何かを付け足して言う可能性は高い。

今後どうなるか?正直検討も付かないが、一つだけ分かるのは・・・

 

決定権が日本に無い!

 

それだけ。現に、マラソンの開催場所を東京から札幌へ変更したのはIOC、日本は何も抵抗が出来なかったよ。一競技の場所さえ決める事の出来ない日本が、7月のオリンピックをどうするか決められる訳がない。無力とは情けない話だ・・・(なみだ)。

 

この状況はアスリートの人達にとって良くないでしょ?選考レースが開催出来ず、代表が決められない競技も沢山あるようだし、調整とか練習にも支障をきたしていると訴えるアスリートも多い。どこかアスリートファーストなのか意味不明。。。

 

だらだら時間を伸ばしても、仕方無いのだから、バッハ会長率いるIOCは速やかに中止延期を決めて欲しい。オリンピック憲章なんて、都合の良いように変えて来た歴史があるのだし・・・時間は残されていない。

 

個人的には中止が望ましい。そもそも復興五輪なんて取って付けたようなものは不快感しか無い。尋常では無いトラブルが次々に襲いかかり、それを見ていても厳しいな~と思っていたしね。無理があったんだと僕は思ふけど・・・

 

アスリートを思うと、何とかやらせてあげたい気持ちはあるけど、現実を直視するのと感情は別。一緒にしてしまうのは筋が違う!!

 

延期ならば、1~2年後と言う声が多いけど、今回は諦めて、次回にスライドするのはどうか?次のパリが2028年、ロスが2032年とズレていくけど、それは日本が悪い訳じゃないのだから、世界中が理解してもらわないと困る。

 

経済的な損失は大きいし、日本経済が悪化する懸念もあるが、4年後に開催となれば競技施設は出来ているのだし、目標が確実にあるのだから、そんなにダメになるのか?5年後には大阪万博も予定され、懸念される程の極端な冷え込みは無いと見るのだけど・・・

 

そもそも商業主義が露骨なオリンピックって必要かな?