※体調が戻って来たので、少しずつアップ予定だった記事を掲載
このネタも記念すべき60回目。節目に相応しいものをと取り上げるのは・・・
(※画像は全て yahoo!画像 より)
混雑著しいJR山手線を補完する、地下鉄版山手線として計画され、開業したのは2000(平成12)年12月12日。12に拘っているのは、書類上が都営12号線と呼ばれているから。
僕は開業当初から乗っており、殆どがプライベートだったが、自宅から門前仲町まで出て、そこから乗るのが定番。最後は門前仲町で降り、東西線に乗り換えて帰宅していた。
環状線とは言っているけど、正確には6の字型と呼ばれ、光が丘から都庁前までが放射線、残りが環状線となっているのが特徴。(完璧な環状線の地下鉄は名古屋の名城線がある)
東京の地下鉄では唯一リニアモーターを採用し、仙台の東西線から見れば先輩筋。地下鉄では距離が約40キロ、全区間地下なのでトンネルが長く、駅も38と日本一が多い。
コストを抑制して造られたため、トンネルも車両も小ぶりで、乗っていると
ゴ~ッ!!
と常に音が響き、快適への努力はあると思うが何とも微妙。(結構うるさいのね)
路線名も当初は東京環状線(愛称:ゆめもぐら)が有力だったが、石原慎太郎知事(当時)がダメ出し、公募で2位だった大江戸線を提案し、決定した経緯がある。(厳密に江戸とは言えないエリアも走っているんだけど・・・)
車両は部分開業時から使われている
12-000形
当初、ボディはアイボリーだったが、2次車以降は無塗装になったのかな。でもでも、大江戸線の車両と言えばこれがピンと来る。
都営地下鉄は新宿線も浅草線も三田線も古ぼけた車両が多かったので、新線だから当然かもしれないけど、この車両は垢抜けた印象があるなあ。。。
ところが・・・
昨年、東京出張した時に大江戸線を利用したら見慣れない車両が・・・これが12-000形の後継車両
12-600形
パッと見、12-000形と違いが無いし、基本的には踏襲しているのだけど、じ~~~っと見ていると違いに気付く。
前頭部!!
000形は傾斜しているのに対し、600形は直立している。それと、内部をマイナーチェンジしている箇所が幾つもあり、違いを見つけるのは楽しい♪
首都東京を支える大動脈・・・な筈だけど、まだまだ日中の利用客は多いとは言えない。JR山手線と対極的なマイナー感が漂うのが大江戸線の味なのかもしれない。


