大阪府枚方市にある 医)慈明会こうやま眼科 理事長のブログ

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大阪府枚方市にある医)慈明会こうやま眼科の公式ブログ。ホームページに書ききれない情報を展開します。

超個人主義の時代

SNSとスマホ
さらにAI
魔物に取り憑かれた時代

自分の考え、思った事だけの世界
他社がどう考え、どう思うかなんてない時代
なんでもAIに代わりをさせ、想像したり考えたりさえやらなかなった時代

昭和平成と生きてきた側から思うことは
そんなことしたらよそさんに迷惑かかるからやめなさい、
お天道さまがみてるよ、世間様に恥ずかしくない生き方をしなさい、
なんて言葉は死にました
相手がどう考えてるかなんて思いも馳せない人ばかり

経営者の友人との会話です

「また社員が3日でやめたんよ。
チームリーダーが手取り足取り教えてたんだけど、突然来なくなり、ラインでやめます、って。

そしたらさっきラインに、3日分の給料と交通費振り込んでくれってきたわ」

「給料は労働の対価だからたとえ3日分でもちゃんと振り込みしないとだめよ」

「もちろん振り込みするよ、、
でもね」

「気持ちはわかるけどそれはちゃんとしないと」

「わかってるよ。ただ、急にやめてご迷惑をおかけしました、の一言でもあると自分の気持ちもおさまるんだけどね」

人間は社会的動物です。
それが他の動物と違うところでした。
しかし今はどうでしょうか?
まるで世界は自分の周りにあるかのような振る舞いばかりです。世界があるからその中に自分がいれるんですよね。
自分だけ光っていても、自分ではわかりません。他者が光っている中にいるから、自分が光った時わかるのです。

もう、日本なんて国はないのかも知れません。

昔、昔、
三島由紀夫がこう書いていました。

「私はこれからの日本に大して希望をつなぐことができない。このまま行ったら『日本』はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであろう。それでもいいと思っている人たちと、私は口をきく気にもなれなくなっているのである」

稲盛塾長が言っていた、利他の心こそ、
今だからこそ忘れてはいけないと思います。

十二支と十干を合わせて、組み合わせ60

日本ではそれを一回りした事を還暦て呼びます。字の如く、ふたたび帰り、ふたたびまた始まるのです。

初めの日に

なにも知らなかった日の
あの素直さにかえりたい
一ぱいのお茶にも
手を合わせていただいた日の
あの初めの日にかえりたい


慣れることは恐ろしいことだ
ああ
この禅寺の
一本一草に
こころときめいた日の
あの初めの日にかえりたい

坂村真民の詩を思いだします。

人生は終わりのない修行の道。

稲盛塾長の最後の講演会でおっしゃっていたのは、
「私達は魂だけを持って来世に行く。
財産も名誉も持っていけない。
一人で旅立たなければならない。
勲章はより美しくなった魂、
心の輝きだけなのである」

手術修行に終わりはありません。
輝きを灯せる手術医であるために。

そう、

一生小僧の気持ちを忘れずに。
素直な心を持ち続けたい。

当法人おのある地域では

ほぼすべての小中学校がインフルエンザで学級閉鎖の状態となりました。

予防接種の効果発現には2週間かかります。

東南アジア由来で10月からの流行ですので、予防接種が間に合わず、

これから本格的シーズンを迎えるにあたり

さらなる注意が必要です。

 

また物騒な事件が多発しており

安全な日本は消え去っています。

他者の存在しない個人主義の社会に完全になり下がった日本は

安全確保のためさらなる注意が必要です。

 

物価高が止まりません。

聞くところによると免税店の閉店が相次いているとか

日本は貧乏な国となり最悪の円安のため免税にしなくてもバカみたいに安くかえるから免税店がはやらないそうです。

医療を取り巻く環境はTV新聞ネット報道の通りです。

日々の生活を守るためさらなる注意が必要です。

 

年末に向けてどうか平和な日々が続きますように願うばかりです。

 

12月は

網膜硝子体学会のため12/5,6が休診となります。

土曜日は13日20日は分院は開いておりますのでよろしくお願いします。

また働き方改革のため今年は年末は12/27から1/4まで休診となります。

悪しからずご了承くださいませ。

 

小生も講演会勉強会でスケジュール画面が真っ赤になってます。

また不思議なことに年末になると一気に緊急手術が増えます。

健康に留意して過ごしたいものです。