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大阪府枚方市にある 医)慈明会こうやま眼科 理事長のブログ

大阪府枚方市にある医)慈明会こうやま眼科の公式ブログ。ホームページに書ききれない情報を展開します。

忌中につき新年のご挨拶はひかえさせていただきます。

 

おかげさまで昨年も200件以上の手術を例年通り執刀させていただきました。

無事故にて対応できたことに感謝しております。

先輩にも言われていましたが、最後まで面倒を見る自信がないなら手術をしてはだめだという金言は今も心にあります。

白内障の手術は誰でもできる手術になり下がっており、

そのためか昨年は他院の後始末がとても目についた一年でした。

「いった病院で寿命が決まる」現実。

昔も書きましたが

手術ができるのと

ちゃんとした手術ができるのは別です。

最先端の手術機械を使用しているか、

手術前検査も最先端のテクノロジーを使えているか

どの科でも同じです。

結果は違いますよね。

日本はありがたいことに国民皆保険制度です。

同じ窓口負担ですが、執刀した医者で結果は異なります。

幸いにも10万人以上手術に携わってきた側からすると

3分で終わる手術を、20分もかけて行うことはどうなのかとさえ感じています。

(大学病院や総合病院は医師を教育しなければいけませんから、別ですが)

教授が開業する時代ですからいい時代ですが、かといって手術はだれでもという時代もどうなのかなと感じます。

米国のように外科のライセンスも必要なのかもしれません。

(脳外科竹田君のニュースではありませんが)

今年も襟を正して

必要な検査をしているか

過剰な医療をしていないかも含めて

標準治療ができているか、

目の前の患者が自分の家族ならどういう治療をするのかを常に考えながら

一生小僧の気持ちを忘れずに

今年も修行してまいります。

 

慢性的な人手不足のため

申し訳ありませんが本院の土曜日は再開できておりません。

分院は11日18日土曜日は通常通りです。

また本院火曜日午前2診医師退職のため火曜日は予約診療のみとなっております。

1/24、25は糖尿病学会のため本院分院とも休診

1/31午後、2/1は手術学会のため休診となります。

 

ご理解のほど何卒宜しくお願い致します。

 

至急のおしらせで申し訳ございません。

身内に不幸があり、12/5の小生の外来はお休みさせていただきます。

2診瀬野医師は予定通り外来をしておりますのでご安心ください。

 

12/6からは網膜症体学会のため休診

 

また年末は12/27までとなります。

年始は1/6から通常外来となります。

 

すこしばたばたしていますのでまたゆっくりブログは記載してまいります。

何卒よろしくお願い申し上げます。

以前

五木寛之さんの本で

朝顔の花のことが書かれていました。

 

*****

 

私もいつの頃からか、
長いスパンで考えて思い煩うのはやめて、
きょう一日を丁寧に生きようと
考えるようになりました。

朝起きると、きょうも何とか
目を覚ますことができたと感謝して、
夜にはあぁきょうも一日終わったと
安堵して眠りに就く。

もちろん穏やかで
気持ちのよい日もあれば、
ため息ばかりの重苦しい日もあります。

しかし、どんな日も
かけがえのないきょう一日と受け止めて、
その日その日を味わい、
丁寧に生きることが大切だと感じています。

最近のニュースを見ていると、
世の中がどんどん悪くなっていくように
感じられてなりません。

ただ、人間というのは
希望がなくても生きられる。
真っ暗な中でも生きていくんです。

朝顔の花は、朝の光を受けて
咲くものだと思われていました。

けれども、ある植物学者が
朝顔のつぼみに二十四時間
光を当てても花は咲かなかったそうです。

朝顔の花が咲くには、
朝の光に当たる前に、
夜の冷気と闇に包まれる時間が不可欠なんです。

人間も同じで、明るい所で光を見ても、
その明るさは感じにくい。

闇の中で光を見るからこそ、
それを光明と感じて感動し、
生きる意欲も生まれてくるのです。

暗くて重い現実の中にも、
明るく瑞々しい、
小さくても微かな光は必ずあります。

そして、どちらを見つめるかで
生き方は大きく変わってくる。

世の中に様々な風が吹き荒れていますが、
何とかきょうまで生きてきたこと、
とりあえずいま生きていること。

そのことの価値を認めて、
一日一日を大切に
積み重ねていきたいものです。

 

*****

小生の好きな言葉に

no rain  no rainbow

(雨が降らなければ 虹はでないんだよ)

本当ですね

 

明るい日と書いて明日

 

みんな幸せでありますように