12日から14日まで、紋別に流氷を見に行った。
12日は夕方までバイトだったので、それが終わってから出発。
峠を越えたくなかったので、日高・襟裳岬を通り、釧路や紋別を経由しながら向かうことにした。
鵡川の道の駅にある温泉に入った。
ナトリウム泉なので、口に入るとしょっぱかったが、おかげで肌がすべすべになった。
すっかりさっぱりした私は、真っ暗な国道235号を突端へむけて走った。
新冠町の道の駅でセコマの100円パスタを食べ、鉄道員を見ながら襟裳岬へ。
鉄道員がちょうど終わる頃襟裳岬へ到着。
今回、改めて夜の灯台などの建造物が怖い、「巨像恐怖症」であることを実感した。
現在はあまり感じないが、かつては夜中に見る風力発電の風車が怖かった。
岬は結構目的地にするので、この恐怖症は厄介だ。
怖さのあまり、展望台やトイレにすら行くことができず、そのまま眠った。
翌日、目が覚めると、あたり一面が雪に覆われていた。
北海道らしい、ふわっとした雪だったが、そのせいで空は厚い雲に覆われ、襟裳岬で車中泊をした目的である、「日の出を見る」ということができなかった。
さっさと出発。広尾町の方面へ向けて走る。
途中までは道路も除雪がされていたが、しばらく走るとその除雪車に追いついてしまった。
親切にもハザードを焚いて停まってくれたので抜かしたが、もちろんその先はまったく除雪のされていない路面。
下回りにどんどん雪が詰まり、「カンカンカン……」という異音がしだした。
どんよりとした黄金道路を走り抜け、広尾町のセブンイレブンでチョコチップスティックとコーヒーとタバコを買う。
あまりお腹が空いていなかったので、そのまま食べずに進む。
この先、釧路に向かおうとしていたので、広尾町豊似で336号を進むのが最短なのだが、調べるとこの先は海沿いに走ると白糠町まで道の駅がないことを知り、とりあえず大樹町の道の駅に行くことにした。
コスモール大樹で歯磨きをした。さっぱりして再び海沿いに向かう。
国道336号は朝早いということもあり、交通量が少なかった。
途中、「ナウマンゾウ発掘の地」なるものをナビで見つけたので寄ってみることに。
除雪がされていなかったので、あまり近づいて見ることができなかった。
タイトル詐欺とはこの事だろうか。
流氷が一度も出てきていない。
また次回。