あけおめ&13th Album【00J】曲解説[01 Panic Crow] | JIMANG

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45億年後の匂いを嗅ぎながら今を生きる男

 

 

 

 

新春 明けましておめでとうございます

 

正月は何故か晴天が続きますね じまんぐもお雑煮にお餅二個入れて

正月気分で、テレビ見ながら、ダルダルな元旦を過ごしました

 

さあ、、2019年もはじまりましたので、、ダルダルな正月気分から脱出する為

昨年、12月30日 冬コミにてリリースいたしました、JIMANG13枚目のアルバム

 

【007】の制作状況を振り返りつつ、曲解説をしていきたいと思います

 

思い返すと、、11月1日の朝に制作開始

アルバム名は、9月頃からじまんぐ歌力で【00J】(ダブルオージェイ)にする事を公言してたのだけれど

いざ、作業を始めると、もうブレブレになりましたね

 

前回の12th Album【Spectacle】まではアルバム名を決めたら歌詞の内容を制約できる利点があったので

今回も、気楽に【00J】で行けるかと思ったのですが、スパイ映画「007」の流れで決めたので、、スパイ物で歌詞を作る

事が、困難な事に、気づき、、しばらく迷走しました、、完成した今も、作者本人もアルバム名と音源の関係性の落とし場所は

定まっていない!!  まあ、ライブのMCで思いつく事でしょう

 

それでは、1曲目から解説いたします

 

[01 Panic Crow]

MV↓

https://www.youtube.com/watch?v=HL0zzPnaUQQ

Sabi

幾千の夜 ぶちのめされ 辿り着く詩よ

天国もない 君の元へ 飛んでゆけ Back Panic Crow

 

A

誰かが造ったガラスの 檻で 見上げてた

真っ黒な朝日が登れば また痛ぶられる

 

B

真っ白なカラスのクチバシで 喉を噛みちぎり

生臭い僕のハラワタは 闇で奪い合い

Sabi1

幾千の夜 ぶちのめされ 辿り着く詩よ

天国もない 君の元へ 飛んでゆけ Panic 

A

奴らの拳や欲望じゃ 壁は 壊れない 

君に心を閉ざされた 僕はクラゲの様

B

真っ赤な靴の泥が唇を潤す 

真っ黒な僕のこの水が みんな大好きさ

Sabi

幾千の夜 ぶちのめされ 辿り着く詩よ

天国もない 君の元へ 飛んでゆけ Panic 

 

Sabi2

あの日の夢 折れた翼よ 戻れない that day at that time

忘られぬ始まりのパニックThere’s no turning back now

 

歌詞は、皆さん個々に何らかのトラウマを持ってると思います

他人からしたら、些細な事でも、自分の中で苦手意識が増幅して、心と体を蝕んでいく

じまんぐは、昔朝の満員電車が腸に変調をもたらしていました、今は満員電車に乗る事が

ないので治ったかどうか定かではないですが、このトラウマが今も朝満員電車で通勤を

する生活であるならば、生活環境はガラリと変わらずを得ないでしょう

 

人によっては、対人恐怖症、潔癖症など、重い症状の場合、逃れるすべは、家の中でニート生活的な

親依存症に行き着くのでしょう

 

解決方法は素人じまんぐには分かりませんが、一人きりで人間世界で生きてゆく術に辿り着いて欲しい

と思います

作詞に入る時、この曲調から、壮大な歌詞にしないといけないと感じてまして、まだどの曲も詩に手を

つけてない時に、「PANIC」のワードは決まってて、そこからの内容は完成したものの路線でしたが

 

言葉の引き出しがなく、PANICでワード検索をかけてからの流れ流れて「THE BACK HORN」と

うバンドの「幾千光年の孤独」という曲の世界観に出会いました、久々に剥き出しのカミソリ見たいな

単語のセンスに、その夜はTHE BACK HORNさんの楽曲を聴きこみ、なんとか完成

A,Bメロを書く時、イマジネーションはバイオレンス映画が頭の中で駆け巡ってました

 

作曲は、、国民的男子アイドルのコンペ用に描いた4曲のうちの1曲です

[02 Oh Yeah!][03 Love Marchens][06 吾輩は犬でアル。。。]は、10月頭に決まってて

それに続く、キャッチーなものを選びました

 

アレンジをする時に思った事は、サビが「サザンオールスターズ」さんの「愛の言霊 ~Spiritual Message~」

のタイプだったんです、、、、まあ、曲作らない人にはピンと来なさすぎる意見ですね

 

できるだけ分かりやすく説明すると、、、サビだけ、「浮いている」 、、、「イマイチ盛り上がりに欠ける」

「パンチが出ない」 歌詞で見るSabi1ですね、、どちらかというとSabi2の方が普通のサビのような感じです

 

ですが、Sabi1を飛ばして Sabi2に行くと違和感がすごく、やはりSabi1がないと成立しない

こうなると、Aメロ→Bメロ→Sabi 1→ Sabi 2で、曲が長くなる&重くなる、頭の曲導入部分で二度下から

入って、ちょっとドキッと感を出しました、基本パターンの中にサビ転調しようか試しましたが、成立しない

ので(基本転調が下手な俺)曲真ん中に、ドロップ(シンセメロがメインの部分)の場所で、下に二度転調入れました

 

そしてこの曲で、ドロップを長く入れました、EDMの曲になくてはならないドロップですが、、じまんぐのロック調

の曲にドロップを入れると、嘘っぽく、でも、聴いてる人にとっては、サビメロより盛り上がるドロップ部の必要性&重要性

は絶大、、この曲では、ギターソロを8小節、、その後で、映画007の曲のギターリフに戻りドロップの合わせ技

という落とし場所を偶然出くわして何とか、、この完成形となりました

 

後、、コード進行ですが、サビの4つ目のコードがdimになってますが、これは偶然の産物です

このコードが出てきて、007のリフがハマったのか、007のリフを強引に入れて、このコードを炙り出したのか

記憶が曖昧ですが、、この偶然がこの曲のエンターテイメント性&[00J]というアルバム名との親和性保たれました

 

予期せぬ出来事の詰まった、[01 Panic Crow]好きだと言ってくれる人が多く、、ちょっと予想外でしたが

作り上げる事が出来て安心しております、、1曲目にこの曲を持って来ざるを得なかった部分もあり

 

今回一番手間暇がかかった一品でしたっjgw