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何度か書きましたが、
映画化の話を聞いた時、狂喜乱舞と言うよりはホッと肩の荷が下りました。
観る前から何故か満足してしまい、むしろ一抹の喪失感さえ覚えてしまう……。

思えばつづきが観たくて見悶えていたあの頃から、あれよあれよと一年半も経ちました。

正直、今それほど観たいのか?と問われれば、もちろん観たい事には変わりはないけど、
でも、自分の中で「観たがっている状態ランキング」を選ぶとすれば、決して「第一位」ではありません。

ドラマ直後で
Yahooの仲間とワチャワチャやっていた頃が「第一位」。
矢も盾もたまらずこのブログを始めた頃が「第二位」とするなら、今現在は「七位」か「八位」くらいでしょうか?明らかに熱量は減少していました。

昨日(4月8日、金曜日)の初日も、アンディが一緒に行くなら平日は無理だし、込み合うだろう初日にわざわざ押し掛けるほどの熱意も減っていたし、元々ひとりで空いているだろう平日に行くつもりだったのです。

が、しかし、
思わぬ情報を提供してくれたのは、このブログのお仲間でした。

舞台挨拶?
何それ?
それって東京の、ごく限られた
一部の映画館での事だよね?

ところが調べてみると、
その様子を全国一斉→生中継するとの事でした。今時ですね。

それは有ると無いとでは大違いだ!
ああ、自分で言うのも何ですが、俺ってなんて現金なんだろう?

直ぐさま調べて本日(4/9)10時の席を押さえました。
突然の決行にアンディと一緒に行くのは無理でしたが、いや、一人で行って良かった~、としみじみ思う結末でした。

はい、泣きました。
コロナ対策で座席がひとつ置きで助かった~
ぼっちでやって来たジジイが鼻すすって泣いてたら、両隣の人には大迷惑だもんね~

結論から言うと、
俺には大満足の出来でした!

ただ、未だ観ていない方が多いだろう今日この時に、ネタバレともなろう感想を上げる事は出来ません。
何なら原作の漫画でさえ、未読な方も多いでしょう。

今は映画は封切ったばかりですから、まだ核心を突いた感想を述べる時ではないと、俺は判断します。
だからストーリー解説にならないよう、注意しながらこの先を書きます。

初っ端、黒沢が作ったラーメンを食べて、安達が「うんまっ!」と、例の決め台詞を言いました。
泣きました!!
瞬時で目が潤み、落涙でした。
え?
何でそんなところで泣くのか?
笑うところじゃないのか?
って──その時、俺ははたと気付いたのです!

🌦️🌥️⛅️🌤️🌞

俺は「チェリまほ」への熱量が減少していたのではないんだ。
「安達清」を卒業し、脱却した俳優=赤楚衛二には散々複雑な思いをさせられました。
あまつさえ他局の駄作ドラマではこの聖なる台詞を盗用され、うるうると上目使いを演出させられたり、おにぎりを頬張らされたり──俺の心はずたずたにされて、傷付き、恐れ、過剰に用心して、心にフィルターをかけ、この映画にさえも疑心を抱いていたのでした。

雨に打たれた小鳥のように、
狼に狙われた仔うさぎのように、
俺はひとり怯えて震えてたのです。
🐰

それを軽々と一蹴してくれたのがこの場面です。
「うんまっ!」と笑顔を見せたのは紛れもなく安達清でした。
それは赤楚衛二ではなく、ましてや春野優である筈もなく……。

うううっ……!!
済みません、これを書きながら、また俺は泣いています。
涙が止まらないのです。

朝食の準備をする安達──台詞では一切触れませんが、その頭には懐かしい、あの寝癖が立っていました。
泣きました!!
鼻がずるずる音を立てます。
ぐっと息を止めました。
なぜ?!
しかも号泣……!
台詞での突っ込みもないから、
場内では誰も反応しません。
笑う人もおりません。
なのに、なぜ泣く?!
あの寝癖→メイクさんのあの絶妙なテクニック、健在です。

俺…………
マスクの中が鼻水でぐしょぐしょです。
こんな様子に気付かれたなら、
誰でもサッと引くでしょう。
微笑みに溢れるこの優しい雰囲気の場内で、なぜか鼻水をたらしてハンカチをしぼる一人のジジイ──異様です。

泣かされる場面は続きます。
でもストーリーで泣かされた内容については、ここではまだ書けません。
ましてや
ラストについてなんて全く書けません!!
ただ、泣ける映画である事だけは書いておきます。
ハンカチと替えのマスクを用意してご来場下さい。

「続編に秀作なし」と言われます。
「チェリまほ」はその常套句を覆す秀作でした。
感謝します。
またここで「ええ~っ?!
このつづきは~っ?!」てな終わり方をされたなら、今俺はこれほど穏やかではいられなかった事でしよう。

昇天しました。

さあ、みなさんも頭の上に輪っかを浮かべて、ご一緒に手を繋いで昇天しましょう……………

jim──成仏しました。

🎉





🐱
な~んて書いていたらomさんからメッセージが来た。

ななんと!
舞台挨拶が二回も行われていたのか?!


以下、omさんからの
メッセージの一部です。

👩
私が観た映画館では、10時の部の最後と13時15時分の部の最初に舞台挨拶が設定してありました。
私は13時15分の方で観たのでjimさんの方が早かったかも。

幕開け早々赤楚君が暗~く「清です」とやらかしてましたが同じでした?

浦部さんの「安達~」を全員が真似るという「安達選手権」なるものもありましたけど浅香航大君が一番上手でしたね。

町田君が撮影の段取りを勘違いして、なぜかコーヒーを暗~く飲んでて、風間監督が焦ったとかのお話も。普段はあまりそんな失敗をしない町田君だけにレアだったと。

映画の舞台挨拶なるものを映画館で観たのは初めてでしたが、いろいろ内輪のお話も聞けて楽しかったですね。


──って、ええええっ?!
なんか俺が見たのと違うぞ?!


と言うわけで返信した。

👦
俺が見た舞台挨拶と、ま~ったく違う内容ですね!!!
10時の部の終了後、登壇して挨拶から始まりましたが、要するに「通りいっぺん」 と言う感じでそんなに面白い内容ではありませんでした。
恐らくライブで二回、別々の「挨拶」をしたんですね。
omさんが見た方が二回目で、出演者も暖まって打ち解けていたのだと思います。
羨ましいです。
まさか別々の「挨拶」が二回も為されていたとは……。
知っていれば二回続けて見るところでした。
かつて宝塚ファンだった頃を思えば「連続二回視聴」なんて平気のへの字ですよ、まったく!

何はともあれ、もう2~3回は足を運びそうな俺でした。

地元の皆様、
何故か終始泣き濡れているジジイを見掛けましたから、どうかそっとしておいて下さい。
救急車は結構ですから──



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後日、ネタバレありの感想を書きました。こちらです。

2022/4/16付け

↓感想②↓



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