まず一言!!

まだ映画を観ていない方は

直ぐに逃げてください!!
ネタバレです!!




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【 観覧注意 】
映画「チェリまほ THE MOVIE」の
ネタバレが懸念されます!

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前回4/9日(土)
「舞台挨拶付き」の感想を載せました。
その時点ではネタバレしないように注意して書いたのですが、結果として「泣いた」「泣いた」の大騒ぎしかお伝え出来ませんでした。

そして
「いつになったらネタバレOKになるんだろう?」と思案した時、
「いやいや、待ってられないし!」との結論に達しました。
「観覧注意」は促しました。
あとはご覧になるみなさんの自己責任でお願いします。


🍒🌠🌛


結論から先に言うと
僕にとっては大満足の秀作です!
先日鑑賞した直後に上げた、この評価は不動です。

これから書くこの感想文の中で、何かしら批判めいた事を言ったり不満げなことを呟いたとしても、それは重要な事ではありません。

ドラマの終了後、ファンの間では「最終回問題」そして「キス論争」に盛り上がりましたが、決して愚かな喧嘩ではありませんでした。
誰もがあのドラマを愛するがゆえの発言なのだと、多くの人が理解し合えていたからです。
そして、
いかなる意見を持ち合わせていたとしても、その奥底に共通して流れていたのは「続編」への熱い期待と願望でした。

僕もそんな一人でした。
この後、もしかすると僕は不用意な言葉を吐いたり、チクリと針を刺すようなワードを使用してしまうかも知れません。
でも、それを怖れていては飾らぬ本音を語ることに不自由となります。
僕はここに思うがままを書き連ねます。
ご理解下さい。


🍒🌠🌛


実際問題
=ドラマはああ言う形で最終回をまとめてしまいました。

制作側としては
「まさかの大反響」だった事は想像に難くありません。
もし、多少なりとも続編の可能性を察知していれば、あんな終わり方をする筈がないからです。

ドラマ終了後、
僕は「Yahooみんなの感想欄」の中で意見を交わしていましたが、他のSNSも気になってよく観て回りました。
どこを観ても「続編求む!」の声は大きいのですが、皆一様に困惑していたのは
「でも、あの最終回のあとに、どうやって話を繋ぐのか?」と言う問題でした。

あの「最終回問題」=賛否両論ある中で、僕は「否」の意見でした。
それは、ドラマに対する愛が有るからこその否定意見でした。
「それまで繊細に、丁寧に作られて来たのに、あのエンディングの雑な処理感は何なんだ?!」
と──大体そんな意見でした。

もちろん屋上のシーンまでは大筋良かったと思います。
(いやいや、本当は11話から色々言いたいけれど、それはここで語る事ではありません)

問題はその後=朝チュンからエレベーターでのキスまでが、たったの「2分10秒」と言う、あの大雑把な駆け込み「エンディング」のことです。
そしてそのたったの「2分10秒」のために、続編の制作が大変困難なものになってしまいました。

つまり、
その「エンディング」の出勤シーンで、安達が心の声として語ってしまいます↓
「こうして俺は、魔法使いでなくなって──以下略」
更にエレベーターでのキスの直前に、黒沢が重ねて強調します↓
「すごいね~、もう魔法使えないのに」

そして何よりの不合理は、
そのエレベーター・キスでの安達の様子が、あまりに手慣れたものだったこと──。

当初、普通にあれで終わるつもりの脚本&演出だった訳です。
(くどいけれどもう一度言っておきます。それでもあの2分10秒はドタバタし過ぎと思います)


🍒💕😀制作側の考えはこう?

あのクリスマス・イブに結ばれて、安達の魔法は消えたのよ♪
そして安達の成長ぶりを見て?
ほら、黒沢からのキスを手慣れた風に迎えに行っているでしょう?

──てな感じに演出したものと思われます。
これで終わりだから…………

ところが、放送途中からヤイノヤイノの大反響!
ネットは熱狂!
海外にまで飛び火!
この思い掛けない大好評と大きなビジネス・チャンスに、制作側は右往左往した事と察せられます。

とにかく何らかの形で続編を──と事情が変わった時、制作側は頭を抱えた事でしょう。
どうすりゃあの後に話を続けられるのか?──と。


🍒🙀😾


ネット上、ファンのみなさんからも色々な意見が上がりました。

◆とても残念だけれど、あれでは続編は有り得ない。

◆もう魔法なんてどうでも良いから、あのエレベーターの扉が閉まったシーンからの続きを観たい。

◆原作にはもっと色々な場面があった。スピンオフで良いからそれらのエピソードが観たい。
特に「社員旅行」と「横須賀デート」

◆もう時系列なんてどうでもいいから、とにかく続きを見せろ!

──など、とにかく様々な意見と提案が飛び交いました。


🎥✨🎥✨🎥✨🎥✨🎥✨🎥


そしてついに映画を観た~!!

な、なんと!
口開けはいとも簡単。
あの花火の後=クリスマス・イブの夜。

二人は実は、
キスのひとつも出来なかった……

はぁ?

そして腹が減ったからラーメンを食べた。

…………………はぁ。


そして映画は、
ドラマの「朝チュン」からの一切を無きものとしてチャッチャと進行して行くのです。

あまつさえ言い訳のように、
(実は、まだ俺は魔法使いだ)なんて安達の声に言わせてしまう。

更に映画の中で、もしかしてこれがファースト・キスなのか?
と思わせるようなシーンもありましたが、そうなると、あのエレベーターでの手慣れたキスは完全に吹っ飛ぶ。


💥❗️💥❗️💥❗️💥❗️💥


なるほど、こう来たか!
うう~ん!
これも有りかっ!!!!!
っと、僕は、力業で自分を押さえ付けました!

確かにタイトルの魔法を100%抹殺しての映画一本は苦しい。
かと言って、あんな形で終わらせちまったドラマを
「どう続けりゃいいんだ?!」ってケツをまくっちまう気持ちも分かる。

うん!
そうだよ!
続編作ってくれたってだけで
十分に嬉しい!
感謝!
感謝だよ!!!

って、俺は強く自分に言い聞かせている。

だからこの映画は、僕にとっては大満足の大秀作!




でもね、
だったら、それでも「やりよう」はあったと思う。

映画の口開けではダイジェストとして「ドラマ・シーン」を転用していましたよね?
だったら、
「エンディング」の「2分10秒」も
きちんと転用して映画に組み込めば良かったのです。

つまり、
ラーメン食べて何もなかった夜が明けて、例の「朝チュン」シーンを普通に入れても良かったのです。
いや、入れた方が「これはドラマのエンディングと並走していますよ」との矛盾解消の補助になります。

魔法が消えて長崎から東京に戻って来た日常として、例の「出勤」のシーンを差し込んで
「こうして俺は魔法使いでなくなった」と言わせればセーフです。
ただし台詞は録り直しが必要。
なぜならドラマと映画では年齢が違っているから。(ドラマでは30歳になったと言っています)

そして、賛否両論あれどもインパクトが大きかった、あのエレベーターでのキスシーン!
あれを結婚式の直前に差し込んで
「そしてエレベーターの扉が開くと二人の白いタキシード姿が現れる」なんて良かったんじゃないかな~
僕ならそう演出したな~

なぜなら、
これでドラマと映画の「整合性」が取れるのですから!!



なんてね、
色々思いはするけど、
でも僕は大満足です!

はてさて、
オープニングの件だけでこんなに長々と語ってしまいました。

他にも色々感想はあります。

が、

まずはもう一度
観てきます!

また感想を書きますから♪
今回はこれで💙

さようなら~😀



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↓次の感想③はこちら↓



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映画鑑賞→直後の感想はこちら

↓感想①↓



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