前回は6月27日でした。レッスン時間がずれ込み、昼食抜きになり、弟子の気合いは入らずでも、師匠の暑さは世の暑さ以上でした。レッスン中に晴天かき曇り真っ暗で雷と雹が…

レッスンの内容が濃すぎて、汗だくでした。

 

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文章があんまり長いので、最後の項目を最初にもってきてます。

 

 



写真はボーイング矯正ギブス(笑)

 

 

★楽器チェック

特になし。

 

★ボーイングと姿勢(立奏)

・ダウンの弓先、腕の重さが抜けないよう。

 逆にアップの弓先は重さをかけすぎない。

・弓先で毛を薄くしすぎないこと!

・C線の弓もと、肘上げすぎが下げすぎに。適度を意識しましょう。

 

★音階と音程

Es dur です。

まず1ポジから、

・音程は安定してきたけど、音色に斑あり。

 →弓の速さや量、毛の量など均等に。

・右手と左手のタイミングがずれないように。

・アップの弓量が多くなることあり。アップの速さも速いことあり。

次に3ポジも入れて、3オクターブ

・テンポにあったポジション移動を!

 →ゆっくりなのに慌ててポジション移動すると音色がばらつく。

引き続きスケールは欠かさず復習いましょう。

 

★エチュード

カイザーの24番です。この曲は通して最後まで。

レガートで四分音符60BPMくらいで。

あと2段(9割くらい)でぐだぐだに(惜しい!)

「読めてないね」と言われ撃沈!

「このエチュードの目的って何ですか?」

「音程」

 

・音楽が止まっててギクシャクしてる。

 →音程頑張っているのに、勿体無い。

・音が小さい。

・脱力が足りない。もっと嫋やかにでも大きな音で!

・一音一音抜かない。

・運弓が歪んでる

(弦に直角になってないし、駒からの距離もバラバラ)

 

基本としての弦と弓の粘り(張り付き)が不足していて、音がスカスカとのこと。

「ビオラらしい音を出しなさい」って。

 

あと、決定的な問題点;

◆弓を倒しすぎ、木の部分で弾いてる。

◆毛を強く張っても、倒しすぎてれば木部で擦っちゃうからダメ!

長々と言い訳してしまいすみません。つべこべ言わず練習します。

 

★カルテットの曲について

運指で悩んでいるところだけ見てもらいました。

時間も押しているしお腹が空いていて、

「すみません先生、今日は少しだけにしてください」

やる気のない弟子で申し訳ない。

 

・師匠は「この12小節分は、Sul G にする」そうです。

・和声の難しい音は音程優先の運指を考える。

・スラー途中での弓返しも考えてみましょう。

・4オクターブ下行での飛ばしは移弦の時に肘の高さも変わること、肘を使うことを忘れないことなどなど…

 

って、結局少しでは済まなかった。でもお願いしなければ時間無制限になるんでしょうねぇ〜

 

★楽団絡みの曲について

メロディーで高音で弾かなきゃいけない所の運指を教わりました。

 

★全体に

毎回ですが、盛りだくさん細々と指導いただき、頭はパンクしてます。

なかなか上達しないと思う愚痴まで聞いていただきました。

 

なんと来月、カルテットのメンバー合奏練習を見ていただくことに。

何が起きるか。他のメンバーは初対面なので心配。

師匠の希望は

「私は場所の時間いっぱいにやるから、早目に行きますよ!」

あわわわわわ〜

 

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次回の個人レッスンは8月末の予定です。その前にアンサンブル指導か〜

 

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長々とここまでお読みくださった方々、ありがとうございます。

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