ヴァイオリン族は、
弓で弦を擦って…
下向きに擦って、上向きに擦って、
右手は弓を上下させます。
下げて、上げて、下げて、上げて、下げて、
上げないで また下げて、上げて、下げないで また上げて?
はて?
普通はスラーで繋いでない限り、
下げ(ダウン П ここではnって書いちゃいます)
上げ(アップ V ここではvって書いちゃいます)
(語源はフランス語の強拍を意味するnobleと
弱拍を意味するvulgaireを
省略した頭文字を弓のアップダウン記号にしたのだそうです。)
を順番に繰り返します。
これを弓順というのだそうです。
では、次の楽譜は、順番に下げ上げ下げ上げ
nvnv かな?
ところが、そうやらない人もいる。
下げ下げ、上げ上げ nnvvnnvv でやれって?!
『でなければならない』法律はないんだけど、
合奏で一番偉い人が「こうする」と決めたら、
そうしなきゃいけないってことだそうです。
体が動かない、動きがついていけない。
頭が硬い、腕も手も硬い…トホホ
さて次です。↓
これ、なんとなく 小節の頭はダウンnと思い込んでると混乱します。
某SNSで助けを求めたところ、なるほどのご指導をいただきました。
「1拍目にアップで弓を弦にぶつけて、
2個目の四分音符で1拍目に空中に上がった弓を重力で落としてダウン・ボゥ、
3個めの八分音符でアップにして、元弓に持って行って、
2小節目の1拍目で元弓で弦にぶつけその反動で弓を上に上げて、
降りて来るスピードでダウン・ボゥ、
というパターンではないでしょうか?」
ルールとか暗黙の了解とかではなくて、
相応の理由とか理屈で
合理的に弓を使いこなすという
すごいところに向かっていくわけですね〜
続きがあって、
「但しダイナミクスがppなので、
1拍目の弾く弓位置は恐らく先弓1/3辺りで弓の反発を使うのかな?
と...。
勿論、ダウン、アップ、アップ、と云う弾き方もあります。
(私は個人的にこのシンコぺのパターンは
アップ、ダウン、アップ、のパターンで弾きますかね~...。)
正解(絶対解)はないので、Jim☆彡さんの弾き易い様に弾けば宜しいかと...。
と、最終的に自分で頭使って考えてみてくださいってことに。
熟練してくれば、
何も書いていなくても
音楽的、または
技術的 に
アップかダウン、どちらを選び取ればよいか
わかってきたりします。
いや〜長い道のりだな〜。
音楽的に?
最後に、音楽を追求すると、こういう考え方になることも↓(知り合いのコメント引用)
ボウイングに絶対はない。
同じ箇所を同じ速度同じ音量で弾くにしても、どう表現したいかで変わる。
意見が合わないときは徹底的に話し合い、
最後はトップの鶴の一声で決めるしかない。
ちなみに私は、出てくる音が目指しているものになるのなら、
ボウイングを揃えなくてもOKという主義。
ただし指揮者が許してくれるならば。
すごいな〜 すごいですね〜
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ここまでお読みくださりありがとうございました。
レートスターターは頭も使うべし?
練習練習!!!