メタルとシティポップで才能の無駄遣い | vitamin bass "B2"

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才能の無駄遣い。この言葉大好きでね。今でもこう言われることを全力で追いかけてる。

weblioの解説によると以下のようだ。
それだけで見れば高い評価が得られる才能を万人評価されるとは言いがたい成果物生み出すために費やしているさまを意味する語。

辞書をひいても自分の意図してることと全くズレがないので無茶苦茶安心する(笑)
これってなんなのかな、と思ったけどやはり自己顕示欲の一つだとは思うのだけど決して名声は求めない究極の自己満足なんだと思う。


いま「I am 皇帝 in the Mafia city」なんてふざけた曲を書いてるけどこれはストレートにみんなの共通のネタをテーマにすることで聴いてもらう機会を増やそうとしているだけだけだ。中身はPrimal Fearのようなパワーメタル。
「♪レベル1のチンピラから自分の帝国を目指せ。私はマフィアシティの皇帝。アイアム皇帝」というふざけた歌詞を書き下ろした。

けどラルフ・シーパース氏やロブ・ハルフォード氏並みのハイトーンで歌うのはシンガーの技術としては超高レベルなこと。

オマージュとして最後のサビで
「♪アーイ、アーム、コーテイ!He is the emperor」

とPainkillerのワンフレーズをぶち込む、というのは完全な悪ノリ。◯◯in◯◯というフレーズから「Englishman in NewYork」もパクリの被害者となりイントロのフレーズをメタルディストーションの分散和音バッキングリフに使用した。
オマージュはやってて楽しいのよ。


最近シティポップとして70〜80年代のポップスが評価されている。子供の頃杉山清貴オメガトライブを好んで聴いていた私にとってはこれはやるチャンスだ!と思い今は「山陰本線エクスプレス」なんて曲を書いてる。

シティポップのシティという言葉を市区町村の「市」と間違えた解釈をすることで出身地である京都府綾部市をネタにしまくった。
「♪右手にはユラリバー、左手には山」
「♪人口は減少傾向。最近までディーゼル列車」
という松任谷由実ファンには怒られそうな歌詞と複数の名曲をテーマに作詞をした。


歌詞を聴かなきゃ凄いクオリティ!と称賛されることを目指して書いている。そんなのなら歌詞はいるか?となるが歌詞がなければただのフュージョンのいい曲止まりだ。
自らの歌詞でその価値に瑕疵をつけることで初めて才能の無駄遣いカテゴリに入ることができる。


こういう曲はかなり書いていて音源化せずライブでのみやってきた。レパートリーも多いのでそろそろ音源化しようかな、と思いPCに新しいフォルダを作り
『I can't use my talent in another way』という仮タイトルを付けた。


自身のバンドMechanical Bridgeよりも下の優先順位なのでプロデュースの仕事を引いたらもうストップ確実。いまプロデュースが2件あるから完全ストップ。


才能の無駄遣いとは無冠の帝王みたいな評価だと思う。アイアム無冠の皇帝的な感じ。