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はじまりはスクリーン

ずっと映画好き、50を越えても映画好き。
あと50年は映画が観たい。

The Witch 魔女」韓国、2018年、パク・フンジョン監督

 
こちらもWOWOWの韓国サスペンス特集を録画したもの。
公開当時もとても気になってましたが、観に行けなかったので、
割と早く放送してくれて嬉しい!
 
サスペンスだけじゃなくアクションも秀逸。
人工的に造られた"ギフテッド"達のお話で、
もちろん荒唐無稽ではありますが、面白かった!
こういうストーリー大好きです。
何とな~く感づいていたものの、
真実が明らかになり、今までのことが腑に落ちる瞬間はカタルシス。
そうだよね~、この子ってそうだもんね~、と膝ポン。
「XMEN」「LUCY」「KILL BILL」「Heroes」...
既視感ありますが、好きな展開なので全然OK。
嵐の前の静けさ、ヒロイン・ジャユンの日常が描かれ、
それが牧歌的であればあるほど、
その後にわかる周到な計画が際立つのです。
わかってみれば、ジャユンがあの家にいる意味、
親友がなぜあの娘だったのか、
あのシーンの育ての父の表情の真意、
ふえ~、そういうことか。
 
 
ヒロインの周囲の何も知らない善良な人々、
この人達、殺されちゃう!
今かな?ドキドキ、あれ大丈夫…みたいのが続いて、
意外と死者も少なく、
ホッとする場面が多いのも恐がりにはちょうどよい感じ。
なんでジャユンは今まで見つからなかったのか、
コ院長一家惨殺事件、
パク・ヒスン演じるミスター・チェなる刺客とか、
ギフテッドを造った「本社」の真実等々、
突っこみどころ、説明不足も多々あり、
消化不良ではありますが、
Part.1だからか、と納得させます。
とにかくキャストの素晴らしさを語らずにはいられません。
ヒロイン ジャユンを演じたキム・ダミちゃん、
韓国にはまだこんな逸材がいたのね・・・
表情なんて、この映画の意図をすっかりわかってる。
歌上手すぎ。
前半と後半の演じ分け、
特に後半の、覚醒後の彼女は既に完成された女優でしかないです。
オーディションで選ばれたなんて思えない。
貴公子ことチェ・ウシクの美貌と演技のバランスも忘れられない。
このルックスでこれだけやれる人材を抱える韓国映画界の未来は明る過ぎます。
そして、チョ・ミンス演じる大御所マダムは、
オリジナルなただならないヒール感がたまりません。
パク・ヒスンもいつも以上にクールでしたし、
目に見える要素と、第一段階の謎解きの満足感はクリアでしたので、
本当にPart.2が待ち遠しい。
 
 
私の満足度 85点