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はじまりはスクリーン

ずっと映画好き、50を越えても映画好き。
あと50年は映画が観たい。

1980年代になると、

東京に出てきてバイトもして、

だいぶ自由に映画を楽しむことが

できるようになりました。

映画館行きまくり〜。

ターミネーター、エイリアン2などなど、

娯楽大作が目白押し、

バブルへGO!あ~懐かしい。

 

黄昏  ■THE GOLDEN POND

1981年アメリカ マーク・ライデル監督

 

 
 

老夫婦が毎年夏を過ごすゴールデン・ポンド、
その瑞々しい自然を丁寧に描き出す冒頭。
しっかり者で優しい妻エリスに支えられて、
残り少ない人生を心に刻みながら暮らすノーマン。
娘の連れてきた少年ビリーとの
ひと夏の触れ合いはノーマンとビリーにとって
かけがえのないものとなる。
徐々に心を通わせる二人の姿、
それをみつめる愛に溢れたエリスのまなざし、
日々の何気ないきらめきが静かに胸を温かくする。
父の前では未だに大人になれない娘チェルシー、
その二人の確執に焦点を合わせるのではなく、
ビリーとの関係でノーマンの本来の心を描く、
遠回りだが押し付けのなさが素晴らしい。

実際にこの作品で和解したといわれる、
ジェーンとヘンリー親子はそっくりで、

本物感がすごい。
キャサリン・ヘップバーンの存在感は

ここでも特別。

 

パリ・テキサス■PARIS,TEXAS

1984年ドイツ・フランス 

ヴィム・ヴェンダース監督

 

 

 

からからに乾いた背景に、
時折流れるライ・クーダーのスライドギター。
私にとっての、ロードムービーNO.1。
ロビー・ミューラーの撮る映像は
印象的で、物悲しくて、錆びれていて、
それなのに子供と空だけは美しくて眩しい。

トランシーバー、8mビデオ、並んだ靴、

レンタカー、ハンター君の黄色いTシャツ、

マジックミラーの部屋、
すべてのディテールが胸に焼き付いている。
「パリ」に向かって、
まっすぐな一本道を歩きつづけることしか
できなくなっていたトラヴィス。
ウォルト夫妻の切なさ、
N・キンスキーの悲しいまでの美しさと、
ジョン・ルーリーの存在感。
高速の下に車を止めると、
いつもハンター君を思い出す。


アメリカ万才 ■protocol 
1984年アメリカ  ハーバート・ロス監督 



ゴールディ・ホーン演じる、
しがない場末のクラブのウェイレスが
中東某国の王子を暗殺から偶然救った事から、
国務省特別外交官(PROTOCOL)に任命され、
ドタバタの騒動の末、 上院議員に。
ゴールディお得意のスラップスティック・コメディ。
アメリカン・ドリ-ムを皮肉りながらも、
アメリカ愛に満ちている。
人を疑うことを知らないピュアな役が、

彼女の真骨頂 、
ゴールディ作品の中でも大好きな1本。

 

グレムリン ■Gremlins

1984年アメリカ ジョー・ダンテ監督

 

 
 

クリスマスにやってきた
かわいくて不思議な動物、ギズモ。
彼を飼うには3つの掟がある、
「水に濡らさない」「太陽の光をあてない」
「真夜中過ぎに食べ物を与えない」
この掟を破ってしまったとき

ビリーの前に現れたのは、
恐ろしくて賢くて非情な

クリーチャー、グレムリン。
B級感あふれる演出と、CGを使わない特撮は、
この時代のSF・ファンタジー作品の共通項。
キュートなギズモが大好き!
ブラックなのに楽しい、
グレムリンの生態は秀逸。
コリー・フェルドマンの

マッシュルームカットがかわいい。
‘グレムリン2:新種誕生’も好き。

 

ロマンシング・ストーン 秘宝の谷 

Romancing the stone

1984年アメリカ ロバート・ゼメキス監督
 
 

最盛期のキャスリーン・ターナーって何て素敵。
スレンダーなボディに大人の女の凛とした美貌。
そんな彼女の魅力が満載の、正統派冒険映画。
危険に果敢に立ち向かいながらも、
どんどん美しくなっていくヒロイン・ジョーンと、
若くてワイルドなマイケル・ダグラス演じる
ジャックのロマンス楽しい。
とにかく
何も考えずにハラハラドキドキの
冒険に身を任せてみる。
ダニー・デビートとの息の合ったトリオは、
続編‘ナイルの宝石’でも健在。

 

バック・トゥ・ザ・フューチャー
■Back to the future

1985年アメリカ ロバート・ゼメキス監督

 

 
 
こんなに面白い映画初めて!
天才か?ゼメキス
って、ことで、何度も観ました。

魅力的な登場人物と、
息をもつかせぬストーリー。
様々にリンクするプロットの妙に
感心するばかり。
’50年代の町並みやファッションも彩り豊か。
幸せな気持ちでいっぱい。
これ以上のタイムトラベル作品には
まだ出会っていないかも。

時代を代表する傑作、

3部作とも愛してます。

 

 

刑事ジョン・ブック目撃者

■The witness

1985年アメリカ  ピーター・ウィアー監督

 

 
 

ハリソン・フォード全盛期、

殺人事件を目撃した、
アーミッシュの子供を守るために、
ハリソン・フォード扮する刑事が
捨て身でコミューンに潜入する。
サスペンスとしても十分面白いのだが、
警護する子供の母親との間に生まれた
切ない恋の行方や、
アーミッシュの村の昔ながらの生活、
置かれている立場などがうかがえ、
そちらも深く心に残る。
本来なら殺伐とした演出がされる
テーマなのに、
どこか牧歌的で美しい佇まいなのは、
この監督ならでは。
V・モーテンセンの若き日の姿も
みることが出来る。
当時子役だったルーカス・ハース少年の
無垢なまなざしが美しい。