徒然日記〈あれから一年...〉
9月26日に発売されるPERSONZの新曲「SINGIN'」の冒頭にこんな一節があった。
「世界の風向きや政治や宗教さえも
この歌で変えれはしないけれど
誰かの人生のほんの少しの気持ちが
どこかで動き出すかもしれない...」
この一文が心に引っかかった。
あの衝撃的なテロ事件から丸1年が経とうとしている。振り返ってみると、あの事件以来、沢山のチャリティーソングがリリースされ、また、多くのアーティスト達が何らかの形でそれぞれの思いを歌に託した曲を発表した。
ネームバリューのあるアーティストが集まりチャリティーアルバムを制作したり、ストレート過ぎる言葉を並べた痛烈なメッセージソング、または直接的な言葉はなくても希望や平和を願う雰囲気が漂った作品など...それぞれのアーティストなりの考え方や個性が現れていて、あらためて事件の悲惨さ奥深さを知ると同時に、自分の無力さも知った。
音楽には様々な表現方法があり、趣味趣向も人それぞれである。
だから何が正しくて、何が間違いということはないと思う。その人なりに感じた事を素直に表現すればいいと思う。
ただ、あまりにもいろいろなタイプの曲がありすぎて少々困惑してしまうこともあるが。
そんな矢先にPERSONZの曲に出会った。音楽では世の中を変えられないけど、その人の人生や考え方を変えることは出来る。
音楽にはそんな不思議な力が宿っているように思った。
直接的なメッセージや例の事件を描写した曲でなくても、心を穏やかにしてくれる音楽があれば平静を保つことが出来るだろう。そんな小さなことの積み重ねが平和へと繋がるのではないだろうか...。
音楽にはどこまで力があるかはわからない。だけど期待に恥じない音楽も確実に存在する。
J-POP 花前線編集部/M
もう今や...
どなたが書いてくれたのかは
わかりません。
ですが、当時、確かにこの記事は私に届き、そして今に至るまで書き留めて残していた言葉なのです。
今も状況が
変わっているわけじゃない。
世界だって
変わったわけじゃない。
自分の身近な環境も、
心だって、
月日が経って
ガラリと変わったわけじゃない。
だけど、当時も、
そして今も、
心に留めている確かな思いだって
変わらない。
その思いは、あの時、歌になり、
その後16年の月日の中においても、
ずっとずっと大切に
歌い続けてきた「歌」に
姿を変えました。
11日は、2001年から10年後に起きた311の月命日でもありました。
いろいろな思いを込めて、我が家にお花を飾りました。
歌はいったいなにが出来るんだろう...その思いは今でも尽きることはありません。
私は白い百合が大好き。ストックも好きだけど。百合。銀座で目についた百合の名前がザンベジ。だけどすでに開いているものしかなく店員さんに尋ねると同じような花を持ってきてくれました。アステリアン。
まだ咲いてないので楽しみです。
白いユリ(White Lily)の花言葉は「純潔」「威厳」ステキです(^_−)−☆