3連休も終わり、いよいよ夏本番。昨日、今日と東京も午前中から強い日差しが照りつけました。季節や時間は止まることなく巡り行きますね。もうすぐ梅雨が明け、7月を通り抜け、真夏の8月の日々をあぢー!っとかっ飛ばせば、あっという間に秋の気配が近づき、そうなればライブ再開の10月はすぐ目の前。
気合いも入ります。
そんな今日、WOWOWにて素晴らしい生き様を垣間見ることができました。
『ノンフィクションW ハリウッドを救った歌声〜史上最強のゴーストシンガーと呼ばれた女〜』
私は自分の意志ではじめて買ったレコードが「サウンドオブミュージック」!幼い頃はミュージカル大好きでよく見ておりました。なので、このノンフィクションのタイトルを見て、おぉ!これは絶対チェックしなければ!と興味満タンで見たのですが、驚きました。
えぇ〜〜〜〜〜!!!!あの映画も、この映画も、この女優さんたち歌ってなかったのぉおおおお!!!!!!
そうなんです。
歌っていたのは“ゴーストシンガー”と呼ばれたマーニ・ニクソンさんだったんです。
映画『ウエスト・サイド物語』で伸びやかに力強く歌い上げる名女優ナタリー・ウッド。
『マイ・フェア・レディ』で軽やかに弾むソプラノを披露するオードリー・ヘプバーン。
『王様と私』で愛らしさをみごとな歌声で表現するデボラ・カー。
そう、彼女たちの歌声は、すべてこのマーニ・ニクソンさんの声だったのです。
あとは、マリリン・モンローの『紳士は金髪がお好き』のDiamonds Are A Girl's Best Friendの高音部分。マリリンが歌うと震えてしまう部分をマーニさんの声ですげ替えたというのだから驚いた!
ひょえー!
分かりやすく言えば「あまちゃん」の春子です。アイドルの歌を影武者で歌ってレコーディングした、あの状況。
ハリウッドの黄金期。ミュージカルの歌をレコーディングするにはオーケストラと一発勝負。そこで予算的にも時間的にも何回も何回もNGを出すわけにはいかなかった。しかも、今の時代と違って下手でも個性があればの時代ではなく、ミュージカルとしては徹底した「歌」が存在していなければならなかったのです。
女優さんの中には、自分でも歌えるわ!やれるわ!とそのゴーストシンガーを拒絶したエピソードがあったそうですが、結局は制作サイドの判断でマーニ・ニクソンさんの声にすげ替えられたということです。
そして、このマーニ・ニクソンさん。歌がただ上手いだけではなく、ゴーストとなる女優さんのクセや発音、生まれ持ったなまりなど見事にそれぞれに表現出来ていたのだから驚きです。そう、すべて個性の違う女優さんなのに。
ただ、彼女はゴーストシンガーゆえ、映画にクレジットもされず、この事実を他言したらハリウッドでは二度と仕事は出来ないと口止めされ、安いギャランティーで、契約させられ、長い間、影の存在としての人生を生きなければならなかったのです。
その後、マーニの才能を評価していてお互い撮影の時には協力しあっていたデボラ•カーが、自分が映画では歌っていなかった。歌っていたのは「マーニ・ニクソンさん」と新聞に語り、この事実が明るみにでて彼女は闇から解放されるのですが、そのデボラ•カーの懐の大きさ、ふたりの友情にも感動しちゃいました。素晴らしい。
そして解放されたマーニさんは35歳にして、私が見たあの映画!「サウンドオブミュージック」に(この映画はちゃんとジュリーアンドリュースが歌っておりました!)ほんの少しですが修道女として歌う出演があり、名前もクレジットされることになったというエピソードには胸が熱くなりました。
時代は変わり、ミュージカルは下火になりゴーストシンガーの必要もなくなり、マーニさんは第二の人生をNYブロードウェイに賭けて花開きます。
現在も80歳を超えてもお元気にご健在で、番組では、コンサート会場で素晴らしい高音を張り上げ歌い、観客からは拍手喝采というシーンがあってジーンとしてしまいました。
最後に、ここが大切なところですよ!
彼女に引退は考えないのかという問いかけがされます.....
その答えが.....
「引退することがよくわからない。
今できることを ただ やっていくだけ
もう85歳だし声の寿命がきている
いい声がでなくなってしまうかもしれない
でも、死ぬまで歌い続けるわ
どんなことだってするわ
....いい声がでなくなったらマイクの会社を買収して私専用の高性能マイクを作って貰ってでもね!
マーニ・ニクソン 85歳 」
ステキ!ステキ!ステキ!ステキ〜〜〜〜〜〜!
もぉ====3
バシッとほっぺたをひっぱだかれたくらいシビレました。
私もこうでありたい。
歳を重ねても現役でバリバリ歌いまくり、
あとから続いてくる私のような迷える歌い手にバシッと一撃食らわせるような存在になりたい!
そう思って、心を奮い立たせ、秋からのツアーにやる気満載、パワー注入中でございます!
気合いも入ります。
そんな今日、WOWOWにて素晴らしい生き様を垣間見ることができました。
『ノンフィクションW ハリウッドを救った歌声〜史上最強のゴーストシンガーと呼ばれた女〜』
私は自分の意志ではじめて買ったレコードが「サウンドオブミュージック」!幼い頃はミュージカル大好きでよく見ておりました。なので、このノンフィクションのタイトルを見て、おぉ!これは絶対チェックしなければ!と興味満タンで見たのですが、驚きました。
えぇ〜〜〜〜〜!!!!あの映画も、この映画も、この女優さんたち歌ってなかったのぉおおおお!!!!!!
そうなんです。
歌っていたのは“ゴーストシンガー”と呼ばれたマーニ・ニクソンさんだったんです。
映画『ウエスト・サイド物語』で伸びやかに力強く歌い上げる名女優ナタリー・ウッド。
『マイ・フェア・レディ』で軽やかに弾むソプラノを披露するオードリー・ヘプバーン。
『王様と私』で愛らしさをみごとな歌声で表現するデボラ・カー。
そう、彼女たちの歌声は、すべてこのマーニ・ニクソンさんの声だったのです。
あとは、マリリン・モンローの『紳士は金髪がお好き』のDiamonds Are A Girl's Best Friendの高音部分。マリリンが歌うと震えてしまう部分をマーニさんの声ですげ替えたというのだから驚いた!
ひょえー!
分かりやすく言えば「あまちゃん」の春子です。アイドルの歌を影武者で歌ってレコーディングした、あの状況。
ハリウッドの黄金期。ミュージカルの歌をレコーディングするにはオーケストラと一発勝負。そこで予算的にも時間的にも何回も何回もNGを出すわけにはいかなかった。しかも、今の時代と違って下手でも個性があればの時代ではなく、ミュージカルとしては徹底した「歌」が存在していなければならなかったのです。
女優さんの中には、自分でも歌えるわ!やれるわ!とそのゴーストシンガーを拒絶したエピソードがあったそうですが、結局は制作サイドの判断でマーニ・ニクソンさんの声にすげ替えられたということです。
そして、このマーニ・ニクソンさん。歌がただ上手いだけではなく、ゴーストとなる女優さんのクセや発音、生まれ持ったなまりなど見事にそれぞれに表現出来ていたのだから驚きです。そう、すべて個性の違う女優さんなのに。
ただ、彼女はゴーストシンガーゆえ、映画にクレジットもされず、この事実を他言したらハリウッドでは二度と仕事は出来ないと口止めされ、安いギャランティーで、契約させられ、長い間、影の存在としての人生を生きなければならなかったのです。
その後、マーニの才能を評価していてお互い撮影の時には協力しあっていたデボラ•カーが、自分が映画では歌っていなかった。歌っていたのは「マーニ・ニクソンさん」と新聞に語り、この事実が明るみにでて彼女は闇から解放されるのですが、そのデボラ•カーの懐の大きさ、ふたりの友情にも感動しちゃいました。素晴らしい。
そして解放されたマーニさんは35歳にして、私が見たあの映画!「サウンドオブミュージック」に(この映画はちゃんとジュリーアンドリュースが歌っておりました!)ほんの少しですが修道女として歌う出演があり、名前もクレジットされることになったというエピソードには胸が熱くなりました。
時代は変わり、ミュージカルは下火になりゴーストシンガーの必要もなくなり、マーニさんは第二の人生をNYブロードウェイに賭けて花開きます。
現在も80歳を超えてもお元気にご健在で、番組では、コンサート会場で素晴らしい高音を張り上げ歌い、観客からは拍手喝采というシーンがあってジーンとしてしまいました。
最後に、ここが大切なところですよ!
彼女に引退は考えないのかという問いかけがされます.....
その答えが.....
「引退することがよくわからない。
今できることを ただ やっていくだけ
もう85歳だし声の寿命がきている
いい声がでなくなってしまうかもしれない
でも、死ぬまで歌い続けるわ
どんなことだってするわ
....いい声がでなくなったらマイクの会社を買収して私専用の高性能マイクを作って貰ってでもね!
マーニ・ニクソン 85歳 」
ステキ!ステキ!ステキ!ステキ〜〜〜〜〜〜!
もぉ====3
バシッとほっぺたをひっぱだかれたくらいシビレました。
私もこうでありたい。
歳を重ねても現役でバリバリ歌いまくり、
あとから続いてくる私のような迷える歌い手にバシッと一撃食らわせるような存在になりたい!
そう思って、心を奮い立たせ、秋からのツアーにやる気満載、パワー注入中でございます!
明日は満月!
パワー貰います!