毎日がフルスピードで駆け抜けて行く。

1年前は日本をすべての面で
大きく揺るがした地震があり
それに伴う原発の問題もあり...

今だって、今日だって、
いくつものニュースが
目の前を駆け抜けて行く。

帰宅して7時のニュースを見ていたら
無免許の事故のことが、
まずは無免許が罰せられるべきなのに
そこから外れた「法律」の矛盾さを
伝えていることを理不尽だと思い...

そのあとに藤村官房長官と橋下徹大阪市長の
やりとりを見て、原発の近くの街々が
安全性にこだわっているというのに
国はひたすら電力不足という理由だけで
他の案も考えず、
どうして無理強いをするようなやり方をするのかと
これもまた理不尽だと思い...

日々、たくさんの出来事が起きている中、
私たちは生きている。

理不尽だらけ、矛盾だらけ、正義はどこだ?
ほんとに悪いのはなんなのか...

そこだけを考えていたらいたたまれなく
不安で、不安で、明日を信じられなくなる。

911のとき、歌った歌がPERSONZにはある。

SINGIN'

「世界の風向きや 政治や宗教さえも
  この歌で変えれはしないけれど
  誰かの人生の ほんの少しの気持ちが
  どこかで動き出すかもしれない...

    幾つの夜 越えて今は 重い扉開けて歩きだそう...
  あの日 あの時の 自分の影が揺れてる 
  降りしきる雨に向かって生きてた

  神懸かりな奇跡 救いを求める声に
  この歌はなんにも出来はしない
  だけど心の中 ほんの些細な勇気が
  どこかで生まれ出すかもしれない

  願いをただ抱き続け 祈りだけを捧げていた日々が
    あの瞳 あの言葉 自分の夢が揺れてる
  限りない 未来を胸に生きていた

    幾つの夜 越えて今は 重い扉開けて歩きだそう...
  あの日 あの時の 自分の影が揺れてる 
  吹き荒れる風に向かって生きてた
 

  時には虚しさが 時には絶望だけが

  この歌に疑問を投げかけてる
  拭えぬ孤独さに 沈みそうになりながら
  向かう明日を夢見て SINGIN’ FOR LOVE

    時は過ぎゆく風 時は重なる陽炎
  この歌は果てなく響くけれど
  争いの最中に 悩みのため息の中 
  向かう未来を夢見て SINGIN' FOR LOVE...」


だからPERSONZは、
私は、2年後の夢を追いかける。

未来を見いだすために。
生き抜くために。

「夢」というものを見失わないように。
「ライブ」にすべての希望を託して。

政治家、そして経済界の方々は
国の将来にほんとうに「夢」を描けているのか...

こんな稚拙な問いでは、たかが「夢」...
そんな風におっしゃるのだろうか...

されど「夢」

私たちの世界のまわりに
「夢」というものがあるのなら
その「夢」は人々の暮らしに何をもたらすのか....

大きなことを言っているのではなく
自分が賭けられる「夢」を描くという未来を
私は選択したのだ。

今日はなぜかとても切なく...
だけど雲の合間に、少しだけの希望の光を感じられ
育てている「夢」をわかって貰おうと
人に伝えることは悪いことじゃないなって
そう思えた。

毎日、少しずつ...努力して...
ツアーを重ねて。
もっともっと違う誇らしい未来の自分に会うために。

そして「夢」は叶うんだ!と
叫び声でシャウトするために
今日を生きる!

そう思えた一日の終わりだった。
さぁ、明日も頑張ろっ!

そう思えた一日だった(^^)