我が家のブラウン管テレビがついに、そのお勤めを終えました。昨日、新しいテレビが来たのでチェンジです。これは致し方ないこと...と思っても、やはり現在のリサイクルの在り方や、電機製品の耐久力の短さを体感するとウムム...。昔は10年は使えるといっていた製品も、あれっ?という時に壊れるし。故障しても修理は型が古ければ古いほど、時の流れにはついていけず、少しコストはかかっても修理可能か、否かで捨ててしまうか...の選択だけです。そう、実際、8mmのコンパチビデオデッキを修理に出そうと修理店に持って行ってたら、いずれかと言われました。修理の見積もりもしてくれません。それに直らない方の確率の方が高いと念を押されました....うにゃぁー!

だけど、そこで諦めるわけには....いかない。だって、ウムム...子どもが幼い頃に8mmビデオで録っていたソフトが山ほどあって、それをDVDに焼いて来てはいるのですが、なにせ時間がかかる...まだ、DVDに焼いたのが半分くらいかな。その間にハードが壊れて...焦ること....焦ること...なんとかずっと製品のケアをしてくれるシステムがあると捨てなくていいのに...もったいない。右側のVHSは健全に動くので使えるしね。左側の8mmだけなのに....

まぁ、なんとか、もう一台、8mmビデオウォークマンを持っていたので、それでダビングしようということになりそうですが、いやぁ、メデイアの移り変わりが早過ぎてついていけません。10年断てば相当、ハードが様変わりしてしまいますよね。

...と、いうことでプラズマテレビがやって来て、ブラウン管は去っていったのですが...なんか淋しいなぁ...確かにブラウン管は厚みがあって威圧感があるけど、ハードががらりと変わるときにある喪失感...ありました。なんだか、持って行かれるときは悲しかった。アナログのレコードからCDになる時もそうだったけど、ほんと、昭和が消えていくぅうううって感じがします。

去って行ったブラン感TVを思わずパチリ...昨夜はキュッキュッと隅々までよく拭いてお掃除しました。ありがとね。これ、この型、二台目なんですよ。なので思い入れも大きいかなぁ。でも壊れやすいということか.....



ひゃぁー!
あぁ、でも、ほんと後ろがぶ厚い...ブラウン管。



そんな訳で、ニューテレビをセッティング後、昨夜、観た映画がサイコーに素晴らしい映画だったので、嬉しかった!
だけど!この映画、今、新作でお店に出ているけど、なにせ、邦題が悪い...わっ悪すぎる...
「僕らのミライへ額回転」...うーん。
観た後に思いましたけど、とにかくこの邦題はない!

原題は「BEKIND REWIND」ジャック・ブラック主演で、なんともジャケットもお間抜けな感じなので、おとぼけ三の線ムービーかと思いきや!...実に、実にしっかりとしたストーリーの映画でした。私は最後、笑いながらも泣いて、拍手してピューピュー言ってるみたいな感じになりましたよ。素晴らしいエンディングもほんとピューピューでした!

内容をお話しするとこれから見られる方がつまらないと思うので、詳しくはいいませんが、きっと明らかに映画をこよなく愛している人が作った映画ですね。監督は「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリー。この映画もとても好きな映画でした。

今、不況で社会が不安で、あまり希望感のない状況ですが、こうゆう映画を作ってくれると、やっぱり人が人と助け合うことの大切さ、そして、逆境にもめげずに未来を信じようとする心や、胸が熱くなることって何?そして、その胸にカァーっと熱いものが込み上げてくるのって、すっごく大切!と改めて思います。

この映画は、映画的にも過去の映画をたぁーくさん観ている人たちへのストーリーだし、ところどころに過去のいろぉーんな映画のパロディー的な場面がモチーフで出てきますが、まぁ、知っていれば、あぁ!と思えて笑えるし、ちょっとしか知らなくても、あぁ、この映画知ってる!というところで繋がるから面白いかも。

おっとっと、いけない、いけない...
これ以上語ると語り出しちゃうので...

なにかご縁あれば、この映画を観て、笑って泣いて心を熱くしてみてくださいね!
さぁ、もうすぐチャリティーライブ。
曲目も決まりましたよ。

DVDのお知らせは、今日、明日、あさってには、なんとかお伝えしたい!...ん、ですが...
もう少し、お待ちを!

まずは目の前のライブ、頑張ります。
映画で心が温まりました。元気も出ました。
このエナジーをお返しせねば!YEAH!