16日は2大イベントの日。

ひとつは中学での「プロに聞く会」のイベント。

お昼過ぎの5時間目、6時間目で
行われた授業に登場しました。



中学2年生の子どもたち...
普段は落ち着かない元気のよい子達らしいんですが
まぁ...私が前に立つとおとなしい。おとなしい。

私は小学生の時から6年間読み聞かせをしていて
教室に行って生徒と接するのは心得ていたんですが
やはり中学生はねぇ。

小学生高学年だってなかなか
後半は集中させることが難しくなりがちでしたが....

中学生となると随分違いますね。
やっぱり小学生低学年は
無邪気さがあって可愛かったなぁ~と思いますよ。

中学2年はいろいろと自我が目覚める時期。
まぁ恥ずかしがり屋さんの集団みたい。

自分を表現するのもどうしていいのか
わからないような時期なんでしょうね。

自分が中学の時...どうだったろうと
考えながら話したけど
やっぱり同じような気持ちにはなかなかなれず
当然大人の目線で見ちゃいますね。

「プロに聞く会」...

まずはDVDでバンドの紹介。
そして同じ中学校の生徒の保護者であること。
バンドの履歴を話してその後質疑応答。

しかしお話しする教室に
「渡邉理絵様 歌手」と紙が貼られてあって
通常JILLですから「わぁー」とか思いました。
娘もあれ朝から貼ってあってさぁーと
あとで苦笑い。

そんでもってこの授業は2回あって。
1時間ずつ行われました。

なので一回目終了後は感じが掴めたのですが...

最初は勝手がわからず
PERSONZというものを説明して
その後すぐ質疑応答にはいりました。

事前に先生方がまとめてくれていた生徒たちからの
質問があったのでそれに答えるという形。

質問と答えはこんな感じ。

このお仕事に就かれた就かれたきっかけを教えて下さい。
何歳くらいの時から夢を意識されて努力されましたか?

....自分が中学高校とやるべきことが
具体的にわからず受験戦争進む中、
焦っていた17歳のとき...
初めてエアロスミスを武道館で観て
ROCKをやろうと思ったこと...
そしてその後は一直線にプロになろうと
思ったことを話しました。
なので夢を意識したのもその頃。

歌を歌われるときに、どのようなことに気を付けていらっしゃいますか?
このお仕事をされていて、どんなところに魅力を感じていらっしゃいますか?


最初の頃は自分の感情が
コントロールできなかったこと。
お客さんの反応が悪いと
その雰囲気に引っ張られて
自分自身が悪い波動を出してしまったこと。
そしてそれから歳月を経て成長して
ちゃんと観に来て下さる方に
良い波動を発しようと
心がけてライブが出来ていること。
ライブを観て元気になって
勇気を持って力いっぱいになって
帰って行って欲しいと思って
歌っていること話しました。
それと仕事の魅力...
この仕事はズバリ道が
決まっていなかったこと。
マニュアルが当時はなくて
そこに魅力を感じたことを伝えました。
レールの上を進めばなれるものではなくて
自らレールを作って進む感じ。

人に笑顔と感動を与えるお仕事で心がけていらっしゃることはなんですか?


これはね、私はアイドルではないので...
無理矢理笑うことはしませんと言いました。(^^)
たぶん自然に笑顔になれるときの方が多いと。
好きなことをやっていると笑顔も出るよと。


JILLさんにとって「歌」とはなんですか?


人生そのもの、生き甲斐と答えました。
だけど中学生に人生は難しいかなあと...
例えば私は主婦として子育てもして、ご飯も作っている生活があるけど、その生活に当たり前のようにあるのが音楽で、その音楽は私がバンドで歌うことだと話しました。

あとは自由に聞いてもらったとき
好きな歌手や今注目しているような歌手はいますか?
というのがあったので
歌手の人はすべてを意識するけど
なかなか好きな人はいないと答えました。
あと、集団で歌うような...(これはAKBとか嵐ですが(^^))
歌は好きじゃないとバシッっと言っちゃいました。
みんなで歌うってほんとうは凄く大変なことで
あれだけの集団がちゃんと歌うのは実は大変なんだという事、
たくさんの人で歌うとどうしても没個性になっちゃうので
妙に思うとも伝えました。

あとは私たちROCKミュージシャンの仕事は
資格があってマニュアルがあって
専門的な勉強をすればなれる職業ではないこと...

そしてプロになるには
資質もあるし運もあると...
誰でもなれるわけではないけど
その冒険みたいな歩み方が好きだということと
最初からこれでやっていこう!と思い込んじゃった
自分を信じる気持ちがあったことを話しました。

それと誰かが書いた歌詞や曲を表現するのではなくて
自分たちに伝えたい気持ちがあって
自ら作ってそれを具現化するプロセスが大事だとも伝えました。

授業後、教師の方々とも話しましたが

やはりまだ中学生。
仕事...という意識がわかりにくいということ
それと、これから実際体験する
職場体験が来年の1月にあるので
この「プロに聞く会」は
その時にまた違う伝わり方をするのでは
ということを聞いて、
そうですねぇ....と
他の保護者の方々ともことごとく難しいねぇ...中学生...と
言っていましたが
私自身、中学の時何になりたいとか
まったくわからないかったので
そうですよねぇと納得。

私の時代には職場体験はなかったので
うらやましい。

職場体験で最初にみんなが言われることは
やはり「挨拶」だそうですよ。

それが実際の仕事の中で最初が教えられること。
それも納得。

中学生....
まだまだ可能性が未知数にある子どもたち。
なんだか教室ではみんなどの子もおとなしかったけど
漲るパワーが潜んでいるようでうらやましかったですよ。

最後に...
私たちのステージは...

私がボーカルで注目される位置にただいるようだけど
ほんとうはたくさんの方々が携わって
行えるものなのだと説明しました。

音響を携わるPAはあるし照明はあるし
舞台に携わっているプロ達がいてこそ
ステージが出来るので、
たまに、その裏側はどうなってるんだろうと
思い描くことも必要だと...

先生に聞いたら
そこが難しい部分なんですとおっしゃっていました。

例えばサッカー選手になる!という夢は思い描けるけど
そこに携わる他の職業はなかなか子どもたちには
思い浮かばないのだそうです。

サッカー選手、なれればいいけど、
なれないんだったらその道は
一気に閉ざされてしまう考え方をするそうです。

それはそうだよね、他にも可能性がまだまだあるし
選択肢も時間もたっぷりあるからだろうけど
ほんとうに自分がなりたい職業に就くって大変ですよね。

とてもいい経験をしました。

先生たちも素晴らしい方々が
たくさんいらっしゃって
気持ちよくいろいろなお話しを
聞くことが出来ました。

学校も中学になると
なかなか親が学校に行く機会も減るので
こんな経験をさせて頂いてとても
良かったし印象的な出来事でした。

これからの未来を作る子どもたち。

自由にそしていろいろなことを経験して
自分が一生携われる仕事を見つけて欲しいですね!

そして夕方中学を後にして自宅に戻り少し休んで....

そしてもうひとつのイベント!
夜は渋谷公会堂に向かいました!


布袋くんの7年ぶりの渋谷公会堂のライブです!

えー、もうそんなに月日が経ったのか...と驚き!



すんごい7年ぶりの渋公。
内装がキレイになっていてこれまた驚き。

ライブは素晴らしかった。
もう布袋くんのギターは違う次元に移行して来ているよね。
曲も今までやってきたBESTをこれでもか!と聴けたし
その合間のギタープレイの表現力の広さに
改めてすんごいなぁと思いました。

ボーカリストにとっては
やはりギタリストは憧れ。
そして対極ににいるポジション。

あんな風にギターで歌えるってことが脅威です。

30年の月日を経て
曲が新鮮に聞こえるのも
きっと布袋くんが色褪せないからだと思います。

それと最後にMCで言ってた
他のことはそこそこですぐ飽きちゃう自分が
ギターに出会って世界が変わったと
その後ずっと相棒のようにギターがあったと...

中学で話していた自分の言葉と交差しましたね。
私の場合はギターという相棒ではなく
ROCKというスピリットが心を支えてくれたけど。
それが歌になったんだけど。

やっぱROCKは衝撃。
これだ!とのめり込む心がひたすら輝く。
スパークル!

決して決まった道ではないし
毎日が冒険...
ROCKに出会った時から
キラキラ光る宝石が音となって
心に入ってきて
その先の進む道を照らしてくれる。

そして月日を超えて
今も冒険やチャレンジが続いている...

布袋くんは同じ時代を生きてきた同志。
同じ時代に生まれて
出逢えてよかったと心から思います。

さぁ、私も頑張ろう!と
パワーバリバリ貰ったライブでした!

この間...渋谷直角さんから
頂いたコレ、胸に付けたい気分。

紹介するの忘れてたんで紹介します。





可愛いでしょ?
リボンの勲章です。

今度物販に加えようかなぁ。
渋谷さんのお友だちが制作しているとのことです。

これってこの商品のHPに行くと
ABOUTで紹介されていますが
自分にあげるトロフィーなのです。
これ7色欲しい!YEAH!

ROSETTA WHYTROPHY