さぁーて、今朝は朝からお掃除、お片付け、買い物。
娘のプチパーティー用のごはん7名分を作りつつ、
やっと下ごしらえを終えて、ひと休み。

窓からは穏やかな日差しが差し込んでいます。


昨夜の映画「バックコーラスの歌姫たち」の追記をここで…

たくさん映画に登場してきた女性の中で、印象的だったのがダーリン・ラブ。

フィルスペクターに見いだされますが、彼の思うがまま、彼女がいたコーラスグループで録音した曲を他人グループ名義でリリースされてしまいます。

まさに、あまちゃんの小泉今日子の春子的な状況です。

その後も何度も何度も裏切られて、コーラスガールを辞めて彼女はハウスキーパーの仕事もしてつらい時代にいる最中、お掃除をしていた豪邸のラジオから自分の歌ったクリスマスソングが流れてきます。(映画でのイメージカットですが)そこで、彼女は一念発起!私は歌うために存在している!と再度、シンガーを目指し、ありとあらゆる仕事をしながら、ソロシンガーになり、ロックの殿堂にも入っちゃうわけです。

60年代、白人女性の女性グループが品行方正に歌うことでしかなかったコーラスグループばかりの中で、黒人女性グループの彼女たちのワイルドで自由でパワフルなコーラスは旋風を巻き起こします。

ロックミュージシャンが次々に彼女たちを起用し、コーラスガールをして生きていく道はあるけれど、そこ甘んじているとソロのミュージシャンにはなかなかなれないのです。

「前は目立つなと言われたのに、ロックの時 代には〈素のままでいい〉と言われたの」と振り返るのは、Tレックスのマーク・ボランと結婚したバックシンガー出身のグロリア・ジョーンズ。

ダーリン・ラブ以外にも、マイケル・ジャクソンの追悼式で「ヒール・ザ・ワールド」を歌った ことで世界から注目を浴びて、華々しくソロデビューを飾ることになったジュディス・ヒルは今もコーラスガールも勤めながらソロへの道を模索。

リサ・フィッシャーは、92年にグラミー賞で〈ベスト・フィメール・ R&Bヴォーカル〉を受賞するほど高い評価を得て、アルバムは一枚しか出せなかったものの、現在はスティングやローリング・ストーンズのツアーに参加する など、バックシンガーの世界では最高峰の一人として存在。彼女は人生を振り返って、妻や母となるのもよかったわね…少し残念、だけど、私には歌があるのと語っていました。

いろいろなDIVAたちがいて、それぞれの人生がドキュメントで括られている映画です。時代が違えば、バンドで歌っているDIVAもいたかもね、

歌うって、楽器を使わない。声一丁の世界。

Stingが映画で言っていますが、運で左右されることもあると....。いくら歌がうまくて才能が豊かでも、それだけでソロシンガーとして成功出来るわけではない世界。

しかも、最近、コーラスグループはレコーディングスタジオからは必要とされなくなってきています。ライブでは需要はあっても、スタジオワークでは技術が発達し、経費節約のためにカットされることが多い。そんな状況もある中、一緒に歌うことハーモニーで得られる感覚や、歌うことに魅了され、彼女たちは生きています。

STONESの「Gimme Shelter」のメリー・クレイトンの声。そして、先日も東京ドームで見たリサ・フィッシャーの声。素晴らしい。

今日はお料理作っているとき、STONESの「LET IT BLEED」とDAVID BOWIEの「YOUNG AMERICAN」聴きながら御機嫌です!

なんだか、コーラスに注目して聴いていると新鮮!まったく新しい曲にも思えてきます。不思議だな。

そろそろ、DINNERの仕上げをしましょうか。
それでは!良い日曜日の夜をおむかえ下さい!







しかし、この映画にも出てきますが、YOUNG AMERICANの時のDAVID BOWIEはステキ過ぎる!ファッションも個性的。ジャケットの短いスーツもサイコー!今の時代にいたらどうなんだろ....
(O_O)